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ウェスティンホテル仙台 3

 ウェスティンホテル仙台(左記リンクは、『楽天トラベル』の同ホテルページにつながります。予約もできます)にこの早春、そして夏のはじめにもそれぞれ二泊滞在した。前回からさらに変わったところを中心に。

 一度めはまたまた長町駅からタクシーに乗ったが、ベテランの個人タクシーの運転手さんも、「ウェスティンホテル」で一発理解してくれた。それなりに定着してきたか。しかも、後ろのトランクを開けてほしい、と手真似で頼んだのだが、
「いいから、一緒に載せれば」
 と不可解なことを言う。しかたなく座席に大きなキャリーバッグを寝かせた。しかし、ホテルに着いてみて、その意味が分かった。

 要するに、ホテルの玄関前にはドアボーイなどはいないのである。どのみち自分で荷物を下ろさないといけないなら、座席の方が楽だ。運転手さんはそこまで知っていたのだろうか。二回めの時はドアボーイが来てくれたが、確実ではない。

 なお、駅からの距離が中途半端なこのホテルだが、バスがないわけではないようだ。ホテルの最寄りバス停は中央郵便局前である。ここから仙台駅や県庁・市役所前方面には昼間だと概ね三十分毎に宮城交通バスが来る(市営バスは朝だけ)。ただ、逆方向のバスはほとんどないので、仙台駅に降り立ってバスで直接来ることはできない。地下鉄の愛宕橋からなら、中央郵便局前を通るバスに乗り継ぐことはできる。
 仙台のバスの路線はどうも分かりにくく、仙台市交通局や宮城交通の彩図を見ても、いま一つ全貌がつかめない。利用の際は時刻をよく確かめる必要がある。
 二回めの時は、仙台駅の乗場から、短距離で悪いなと思いつつも、タクシーに乗った。特に嫌な顔もされなかったし、渋滞気味で信号に引っかかったりしたせいか、ワンメーターでは着かなかった。

 さて、玄関を入るとベルが待機しており、チェックインらしい客には声をかけてくれ、ここで名前を訊かれる。この前の広島の時のようになったら煩わしいな、と思いながらも、「まるよし(もちろん実際は本名)です」と告げると、さっそくインカムを通じてフロントに連絡している様子だ。
 エレベータに乗って26階のフロントに着くと、
「まるよし様ですね。エグゼクティブラウンジにご案内します」
 と係員が荷物を持ってくれる。エレベータに乗っている間にわたしの予約を探し出し、プラチナメンバーであることも把握したのである。そしてラウンジに入ってみると、もうわたしのチェックイン用諸アイテムがテーブルに出揃っている。
 混雑時はこうはいかないのだろうが、広島の時と全く違うスムーズさに感心する。

 二度とも、31階の角部屋(プレミアルーム)に通された。この部屋は、ドアを入ってからベッドの奥に廻り込んでバスルームに入るようになっていて、ちょっと面倒ではあるが、慣れるとこれもまた自宅のようで落ち着く。
 バスルームからの眺めは高層階だけに非常にいいのだが、市南部の海岸まで見通すことができる。つまり、津波で荒れ果ててしまった地域までがぼんやり見えているわけで、これはちょっとゆったり湯船に浸かっているのが、なんだか申し訳なくなる。複雑な気分で、眺望がいいのも善し悪しだが、もちろんホテルの責任ではない。

 すぐにエグゼクティブラウンジに戻り、お酒やオードブルをいただく。
 料理は前回よりさらに充実していた。スモークサーモンやチーズが出ているのは同じだが、カットしたのがそのまま並んでいるのではなく、小皿にちょっとしたアレンジとともに盛りつけられている。こういうひと手間をかけるだけで、高級感が出るものである。ただ、客の多く見込まれる週末などは、そのまま並べるようで、臨機応変にやっているらしい。その方が無理なく長続きするだろう。
 一度めは、込んでもおらず、落ち着くので、ついつい呑みすぎてしまったりした。これに懲りて二度めは控えめにしたが、係員さんがちゃんと目を配って、お酒のお代わりや空き皿の下げをやってくれる。やはり、週末ではあるのに込んでいなかった。

 ルームサービスは一度だけ利用したが、メニューはそれほど種類が多くなく、仙台らしさもあんまり感じられない。

 今回は朝食をエグゼクティブラウンジではやっておらず、前々回と同様「シンフォニー」のブッフェとなった。前回はあまり印象のなかったこの朝食だが、大きく変わっていたようだ。
 もちろん一般的な朝食メニューもあるが、地元の産物を使ったさまざまな料理や飲み物があって、目移りする。「チーズドリンク」と称する牛乳をベースとしたと思われる甘い飲み物がとても美味しかった。
 一度めのオーダーオムレツで、チーズオムレツを注文して待っていると、コックさんが、
「お持ちいたしますので、お席でお待ちください」
 と言う。番号札を渡すでもなく、そのまま戻っていいのか、と思ったが、席で食べていると、ウェイターさん(もちろんコックさんとは別人)が、チーズオムレツを届けてくれた。席はそんなに多くないし、さほど込んでもいなかったとはいえ、どのような連携がなされているのか、チェックイン時と同様の見事な目配りである。ただし、二度めはカウンターでの渡しとなっていた。込み具合によるのだろう。
 その後も、デザートを取りに立って席に戻ると、すっと近寄ってきたウェイターさんが椅子を引いてくれ、椅子に載せてあったナプキンを膝にかけてくれた。
 なお、前回あった焼きたてクロワッサンのサーブは、なくなっていた。
 テーブルに塩胡椒の用意がないのは相変わらずで、広島と違ってブッフェ台に備えてあるわけでもない。味に自信があるのかもしれないが、ちょっと不便である。もちろん、係員さんに頼めば、塩胡椒を持ってきてくれる。

 来るたびにサービスが洗煉されていく感があるこのホテル、次にいつ来られるかは分からないが、ますます今後に期待したい。

(平成24年6月宿泊)

 

 (下の画像は、楽天市場の同ホテルページにリンクします。宿泊などの予約もできます)
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