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カツカレー選集(24)~ 洋食サンライズ

 カツカレーが印象的だった店を紹介するカテゴリーの記事です。なぜカツカレーにこだわるか、はカテゴリーのもくじをご覧ください。

 金沢の駅で、列車を乗り継ぐ時間がちょっと空いた。食事をするかどうかは微妙な判断になるような時間である。しかし、しっかり食べておかないと後がしんどくなる、という予定にもなっていた。
 それで、改札を出て最初にある食べ物屋に入ってメニューの最初にある料理を注文する、と決めて、金沢百番街直結の改札を抜けて途中下車してみる。
 最初に目に入った店が「洋食サンライズ」であり、そのメニューの初っぱなに「とんかつカレー」があった。それで、このシリーズに予定外に加わることになった。カツカレーの類が最初に書いてある店も珍しい。大抵はカレーの下であろう。

 そして、予定外の割にはなかなかの収穫だったのである。

 気が焦るせいもあるのか、店は空いているのに、出てくるまでにずいぶん待ったような気がした。少なくともカツは注文してから揚げているに違いない。
 出てきたのを見て、えっ、と声を上げそうになった。

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 これはいわゆるカツカレーの範疇とは違うのかもしれない。ごはんにカレーがかかったとんかつ定食、といった感じか。カツカレーでなくとんかつカレーという表記だったのは、こういう含みだったのか。とりわけ、カツにケチャップがかかっているのはカツカレー失格、とまでは言わないが、かなりの減点要素である。

 ともあれ、食べるしかない。
 ルーは、ご覧のように、かなり黄色みがかっていて、いわゆる蕎麦屋のカレーという感じ。味もそうであった。小麦粉が混ざってもっちりした感があり、塩味が効いている。これはわたしの好みのルーの一つのパターンである。
 そして、意外に印象に残ったのが、ご飯の炊き具合であった。ルーがかかっても、ご飯だけを食べても、それなりに美味しい歯ごたえと香りが残った。
 カツもいい。それなりの厚みだが、下ごしらえがいいのか、また火の通し具合が丁度いいこともあろう、噛み切ってもスプーンで切ってもさっくりといく。衣もしっかりしていながら厚ぼったくはない、絶妙のところになっている。それだけに、ケチャップが蛇足である。
 サラダは、キュウリとキャベツにうっすら塩味がついている気がする。ドレッシングもかかっているが、カツのケチャップやルーの味を邪魔することはない量しかかかっていないので、安心である。おいしくさっぱりした野菜が、カレーとカツのくどさを救ってくれる。
 出てくる食器は、先割れスプーンとフォークの二本である。前者だけでいいような気もするが、これもドレッシングの付いたスプーンでカレーを食べなくていいように、という配慮だろう。

 いろいろな意味で、かなり完成度の高いカツカレーであり、それだけにケチャップが何とも惜しまれる。今度行くことがあれば、ケチャップをかけないで、とお願いしようかと思うが、ここは洋食屋さんであり、もしかしたら自慢の自家製ケチャップかもしれず、そうだとしたら申し訳ない。

 なお、店を出て気づいたが、通路を挟んで向かい側はカフェであり、そこにもカツカレーはじめカレー関係のメニューがある。真っ向勝負しているからこそ、味のレベルが高いのかもしれない。

(平成25年8月利用・この店は、残念ながら金沢駅ビル改装に伴い、閉店しました

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