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神戸市バス新路線 平成24年春

 2011年度は末もおし迫る3月にも、神戸市バスの新路線が二カ所開設された。いずれも須磨ニュータウンの路線なので、まとめて乗りつぶすことにした。

 まず、既存の系統である83系統に、経路が加わった。小刻みに経路が変わるので、この系統の乗りつぶしに来るのは三回めになる。83系統は、地下鉄名谷(みょうだに)駅から北落合(きたおちあい)方面を巡回する路線である。今回、一部の便が千原(ちはら)公園という所を経由するようになった。この一部の便というのが、一日に四本しかない。その便に合わせて名谷駅に降りた。

 乗場にバスが到着する。停留所も増設されたのだが、相変わらず方向表示は「北落合6丁目」のままである。が、この系統でしか行けない最遠の停留所は北落合四丁目西になっている。千原公園経由であることが下段に示されている。

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 途中の城山橋(しろやまばし)までは、前回と同じ道筋を辿る。メインルートはここから左折して70系統の白川台(しらかわだい)センターの上を越えることになるのだが、千原公園経由はここを直進する。右側に分岐する道を見ると、神姫(しんき)バス神戸駅~白川の系統が停まる白川台六丁目停留所がある。さらに直進して、千原公園に着く。千原公園は、住宅地の中にある小さな広場である。
 ここで、二人の下車があった。名谷駅前から乗った人と、北落合二丁目から乗った買い物帰りの人である。そこからなお北に進み、白川台小学校近くの路地を下り、大きく左に回って、70系統の通る白川台のメインストリートに出る。これを左折して、しばらく70系統の道を登っていくが、やがて斜め左に逸れる。この別れ道は、現在前述の神姫バスが通る道であり、古くは神戸市バス旧71系統(妙法寺(みょうほうじ)駅前~白川台)も通っていた。これで、さっき通った城山橋と千原公園の間に出ることになり、一周となる。少し南下して右折すると、83系統のメインルートに復帰する。
 あとは、停留所が増設はされているが、従来どおりの道で名谷駅前に戻る。

 次は、やはり名谷駅前から出る新設路線、84系統である。
 これまでは、名谷駅と若草町(わかくさちょう)方面を結ぶバスは、西神(せいしん)中央線経由の79系統(名谷駅~東白川台)だけだったが、これに清水台(しみずだい)廻りの経路が加わったのである。
 名谷駅前の乗場は79系統と共通になっている。既に待機所に84系統のバスが入っているのが見える。

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 やがてそのバスが着車した。十人ほどが乗車する。

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 この系統も、まず77系統(名谷駅前~東落合循環)と同じ経路を辿って東へ向かう。そして、須磨東(すまひがし)高校前で77系統と別れる。もっとも、交叉点形状の関係で、この東行は須磨東高校前に停まらない。
 そのままトンネルを抜けて、阪神高速神戸山手線をくぐった所で左折し、清水台に着く。この道は、妙法寺駅からの125系統が従来から運行している。だから、乗りつぶし対象となる新設路線は、須磨東高校前から清水台までの区間だけだ。
 若草町では、部活の遠征に来たらしい中学生の団体がバスを待っていた。79系統で名谷駅に出るつもりだったようだが、このバスの行先を見て、慌てて道を渡っている。なるほど、ここでは乗場が分かれてしまうことになるのだ。
 わたしは、若草団地内の循環区間である若草小学校前で降りたが、この中学生たちは、着席せず私語もせず、キャプテンの号令のもと、さっと乗降する客に通路をあけたりする。引率教師もいないのに見上げたものだ。

 さて、84系統もこれで乗りつぶせたのだが、今回この若草町付近の路線図を眺めていて、えらいことに気づいた。125系統は8の字状の路線形状になっていて、根元(妙法寺駅)側の輪は、両側の経路(赤十字病院経由と清水台経由)にそれぞれ両方向の運行があり、先端(若草団地)側の輪は、全便が時計回りで運行される。複雑なのである。しかも、8の字の交点の所に停留所はないので、この交点をまたいで四とおりの停留所間が存することになる。それを全部乗っていないと、完乗したことにならない。
 四とおりのうち、車大道(くるまおおどう)→大曲(おおまが)り、車大道北(きた)→大曲り、若草町一丁目→車大道北、の三とおりについては、これまでに乗っていた。これは乗車記録で確かめた。しかし、どう考えても、若草町一丁目→車大道、というのに乗っていないのである。
 これまで、新設路線をあくせくフォローしてきたが、125系統に穴があるままずっと放置していたことになる。恥ずかしいことだが、今回穴埋めをしたい。もっとも、解釈によって乗りつぶせていると見做し得るか得ないか分かれる、たいへんに微妙な部分ではある。

 待ち時間があるので、バス道を逆に歩き、若草町まで戻る。さっきと同じ乗場で赤十字病院廻りの125系統を待つと、すぐにやってきた。
 写真で後方に見えているのは、転回しつつロータリーの乗場に着く79系統である。 

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 どうにかこの125系統で妙法寺駅前まで乗ると、若草町近辺の路線にやっと乗りおおせたことになる。
 しかし、まだ市バス完乗タイトル完全防衛とはいかない。団地関連の路線は細かな手直しが多く、どんどん穴が見つかる。また、今年の5月になって、また新たな路線が開業したりもした。これらは次回以降の記事で。

(平成24年3月乗車)

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