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2017年12月 4日

広島方面の乗り物? 点描

 先月、広島に所用で出かけた時に見たり乗ったりした乗り物をまとめてこの記事にする。「乗り物」かどうか、怪しいものも含まれる。

 広島の前は神戸で仕事があったため、新神戸から広島へ新幹線で移動した。半日の余裕があるので、それほど急ぐものでもない。そこで「おとなび」の「こだま」限定早割にした。
 このきっぷ、割引率がものすごいことになっていて、乗車券と特急券の合計額が、なんと通常の運賃(乗車券)よりも安いのだ。ほぼ半額で、高速バスなみのお値段。ただし、列車の変更不可、遅れた場合の救済もない。
 
 新神戸からは岡山行「ひかり」に乗る。「こだま」限定といっても、「ひかり」末端の各駅停車となる区間は利用可能である。「ひかり」ながら最新のN700系なので、ケータイも充電できる。

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 岡山ではわずか三分の待ち合わせで、博多行の「こだま」に乗継ぐ。今度は涙滴型の500系である。
 車室入口そばの席を取ったので、一人席である。これまた気兼ねがない。「こだま」の指定席は四列シートになっているので、椅子自体も快適だ。

 乗換え時間は僅かだったが、ほとんど駅ごとに上位列車に抜かれるので、五分、十分と停まる。三原では十三分も停まったので、ホームに出て休憩と撮影。
 
 結局「のぞみ」の倍以上の時間をかけて移動したのだが、全然長いとか苛々するとか、そういう心持ちにはならない(わたしだからか)。途中で気分転換も存分にできるし、これで在来線の普通列車よりも安いのなら、文句はない。

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 新神戸で買った「ありがとう大阪環状線103系弁当」を車内で食べた。

 大阪環状線の103系に因み、パッケージや折箱の色調もオレンジに統一され、弁当の中身も、なんとなくオレンジを中心とした暖色系が多い。パッケージは裏返すと飛び出す絵本風になっている。
 大阪の色を出すようにも工夫されていて、ごはんは上方風の海老と甘い伊達巻き風押し鮨、おかずには串カツや蛸の煮物など。そして、たこ焼きと焼きそばも入っていて、関西流の「炭水化物おかず」も再現されている。
 まずは満足できる楽しい弁当だが、なんでも商売にするものだと思う。

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 広島でも、時間はそれなりにあった。
 それで、前から行きたいと思いながら機会がなかった呉の「大和ミュージアム」を訪れた。意外に見学者は多く、外国人の割合が高い。
 圧巻はなんといっても「十分の一大和」の展示である。実物大では大きすぎて全体像が摑めないので、これくらいがいい。見る角度にもよるが、スマートなデザインである。零戦の展示もあった。

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 呉駅と大和ミュージアムは数百メートル離れているのだが、二階の高さで通路がずっとつながっていて、行き来し易くなっているのには感心した。途中でショッピングセンターの二階を通り抜ける。

 呉駅からバスで、音戸渡船口に行ってみた。
 倉橋島と本土との間には、音戸大橋・第二音戸大橋の二本が架かっているが、渡船も健在なのである。音戸大橋を渡る路線バスもあるが、島側の地域によっては、渡船の方が手軽なのかもしれない。
 ささやかな食堂の脇にある渡し場からでる渡船には、ダイヤはない。乗りたい人が渡し場に来ればいつでも出航するし、島側の渡し場に客の姿が見えればいつでも迎えに出る。運賃は100円と分かりやすい。

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 倉橋島は手の届きそうな距離にある。渡し場から左右を見ると、二本の橋も全貌が見える。

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 呉駅に戻ると、バスターミナルにボンネットバスの姿が見えた。
 これは、呉市内を運行する探訪ループバス「くれたん」だが、10・11月の土曜・休日に限り、昼間の便をボンネットバスで運行するものである。わたしはこの運行を全く知らなかったので、乗ることができたのは偶然である。駅からフェリー乗り場まではさきほどの二階通路を歩くつもりだったが、「くれたん」も中央桟橋を通るというので、乗ることにしたのだ。中央桟橋は大和ミュージアムの隣である。

 この「くれたん」は呉市による運行であり、ボンネットバスも呉市の所有だが、呉市は既にバス事業から撤退しているから、実際の運行は広島電鉄が受託しているようだ。

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 このバスは、わたしが幼少期に山陽バスの霞ケ丘線で乗っていたのと同じタイプで、エンジン音も聞き覚えがある。乗り心地はほんとうに懐かしい。
 そして、ドア脇に車掌さんが立ち、手動のドアを開閉する。この方式も、昔のツーマンバスを忠実に再現している。ただ、車掌台に折り畳み式の椅子が設けられているのは、現代風アレンジだ。

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 中央桟橋でバスを降り、フェリーで広島に向かう。
 このフェリーは、広島と松山を結ぶもので、呉と広島の間だけ乗る人はあまりないが、奇を衒って乗るわけではない。広島での所用先は港に近いので、JRで行って市電に乗り換えるより、時間さえ合えば、この方が速く簡単なのである。
 埠頭からは、大和ミュージアムと海上自衛隊呉資料館の展示である潜水艦が見えている。そこに、松山からのフェリーが入ってくる。埠頭の上は雑然としていて、どこに立って待てばいいか分からないが、入港の直前に係員が出てきて、手早く片づけた。

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 この船で、島と海を眺めながら広島港までの短い航海を愉しんだ。

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 所用を終えて広島駅に出ると、新幹線口のコンコースに、段ボールD51が展示されていた。段ボールだけを使って、実物大の蒸気機関車を組み立てたものである。ここでの展示は僅か一週間だけだが、ちょうどその期間に広島に来る用事ができた。

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 写真だと、段ボール感というか、細工の細かさが伝わりにくいのが残念だ。それぞれの段ボールの裏側に書いてある文字やロゴマークなどもちょっとアクセントになったりする。生で見られてよかったと思う。

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(平成29年11月訪問)



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