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2005年9月23日 (金)

UFOの正体解明せり

 UFOの正体が明らかになった。わたしにとってということだが。
 今までもう一つ明瞭に摑みきれなかったのだが、今日TVを観ていて、なるほど、と得心できた。

 宇宙人の来訪、というオーソドックスな解釈は、まず成り立たない。なぜなら。

1.宇宙人が地球に何しに来るというのか。侵略しようというのなら、それほど大変な乗り物を乗りこなすだけの文明をもった宇宙人なのだから、赤子の手を捻るごとく一瞬で地球人類を滅亡もしくは隷属させ得ることであろう。それもしないで、UFOを見せるだけ見せて去っていくとは解せない。友好のために来たというなら、さっさとわれわれの前に現れればよいからますます不可解だ。

2.そもそもビッグバンのあと地球ができ、生命が誕生し、人類が生まれてここまで文明を発展させるのに、これだけの時間がかかるべくしてかかっているのである。他の星系で文明が発達していたとしても、地球人類とちょぼちょぼの発達し具合のはずであり、とても恒星間飛行が可能なほどの高度な文明が宇宙に存在するとは考えられない。

と主に二点からである。現代においてああいう乗り物が存在し得ない以上、未来の世界からやってきたと考えることになる。しかしこの説にも難点はある。
 未来の世界から来るということは、タイムマシンが発明されたことになるが、もし未来においてタイムマシンがほんとうに発明されるのであれば、そこら中に未来からの観光客がうじゃうじゃ来ていないとおかしい。しかしそんな話は聞いたことがない。

 ふかわりょうのトークをヒントにこの問題に整理がついた。
 ふかわりょうは、未来の地球(日本?)人が、時間旅行ができる乗り物で、「過去見物ツアー」に来ているのだ、と言った。なるほどそう考えると、時間旅行のルールとして、「過去の世界を改変しないこと」は基本であるから、地上に手を触れないように、上空からそっと観ているのも分かる気がする。
 しかし、である。それほどの未来であれば、時間旅行までしてきて上空からしか観られない中途半端なツアーをやらなくても、バーチャルにしかし現実とかわらぬ現実感をもって過去を体験する技術が確立しているであろう。その方がタイムマシンを発明する技術にくらべれば簡単だろうし、虚構化されてノイズの除かれた安全で的確な体験ができるではないか。
 そこで、わたしの考えは、未来の世界で途轍もなく速い(光速に迫る)乗り物が開発されて、地球上か宇宙旅行かは知らないが、とにかくそれが普通に運行されているのだ。で、あまりに速いものだから、ちょっと違う時空にはみ出してしまった。たまたまわれわれのこの時代にはみだしたのが見えているのである(そういうことってありがちだろう)。だから、その乗り物に乗っている人たちも、過去の人に見られていることにきっと気がついていないのである。

 こう考えればUFOのふるまいに説明がつくと思うのだが。

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