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2005年9月 9日 (金)

乗り物からみた愛知万博

IMTS(写真は、EXPOドーム駅を出発するIMTS。二台がソフト連結による隊列走行している。見えにくいがモリゾーが運転している)

★ リニモ
 乗り心地はよい。何といっても収容能力が低いのが難点。こういうイベントの大量輸送には向かないが、そこはこれ自体が展示物のようなものだからしかたがない。車体を大型化できないのは浮くためか。また既設の鉄道とシステムが異なるため、直通ができないのも、交通ネットワーク形成には向かない。鉄軌道・鉄車輪でのリニアモーターも考えるべきだ。新交通システムの課題が解決されていないので、同様にじり貧になる恐れもある。

★ IMTS
 軌道と道路のデュアルモード走行ができる。電動かと思ったら、圧縮天然ガスによるエンジンだった。ソフト連結による集団走行ができるのが売りであるものの、試験営業ということもあり、軌道部と道路部の境界でのセンサにトラブル続発したのは残念。また走行中の連結解放ができないと意味がないが、そこまでは踏み切っていない。 実用に向けて改良されていくだろうが。やはり車体の大型化が望まれる。

★ グローバルトラム
 会場内の「グローバルループ」と呼ばれる環状の人工地盤の上を運行する低床バッテリーカーの二輌連結。運転手が乗務するからか、料金はIMTSの200円に対して500円と高い。高齢化社会にはいい乗物だ。グローバルループ上を歩行者と伍して走るのは、トランジットモールのようで、未来の街路の図のようであるが、速度が歩く程度なのが難点である。

★ 自転車タクシー
 三人乗りの電動自転車をタクシーとして営業。これもグローバルループ上を走る。大阪万博の時は、電気自動車のタクシーが会場内どこでも連れて行ってくれたが、これは所定の停留所間の運行なので、実質タクシーではなく、後退している。それと、運転手が体力的にがんばっているのを眼の前にするだけに、特に運転手が女性や年配の人であった場合、客がなんとなく後ろめたくなるのが難点。

★ ゴンドラ
 スキー場のリフトを平坦にしただけで、新味はない。乗り合わせた人同士の会話が生まれるのはよろしい。わたしが行った日は、強風のため運休していた。そこが弱点か。

★ 燃料電池バス
 長久手・瀬戸両会場を結ぶために運行。水素ガスを燃やして発電し、モーターを回して走る。とても静かでスムーズな走り(オートマチックだからということもある)。上り坂でもぐんぐん加速するのが小気味よかった。これはまた乗ってみたい。

★ シャトルバス
 これは大阪万博やポートピア(当時はピストンバスと呼んでいたが)と同様、近在のバス会社総出で運行しているのが趣味的に面白い。

★ 超伝導リニア(JR東海パビリオン)
 車輛は展示だけだが、やはりどうも車体が小さい。浮かそうとするとそうなるのか。新幹線の肩代わりをするのはなかなか大変そうだ。しかし、走行メカニズムが説明されてもいま一つよく分からない。推進のための磁石の+-を入れ換えていくことで車輛が前進する、というのだが、それでは進む方向がどっちか決まらないのでは、と思うのだが。

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コメント

触発されて,僕もブログりはじめました.
よろしくお願いします.
http://puredelusion.blog24.fc2.com/

トラックバックの仕組みが良くわからないのですが...

投稿: 真面目な軟派師 | 2005年9月11日 (日) 23時31分

そうそう,リンク張ってもいいですか?

投稿: 真面目な軟派師 | 2005年9月11日 (日) 23時33分

真面目な軟派師さん、リンクは張ってもらっていいですよ。こちらも張ります。って、そういうことはメールで言うことですね(笑)。トラックバックはわたしもよく分からんので、電波な方に教えを乞うているところです。
 内容に関するトラックバック・コメントもよろしく 。

投稿: まるよし | 2005年9月11日 (日) 23時37分

>>リニア

浮かそうと思うと車両はやはり小型化しなきゃいけないんでしょうか.大型化できないとなると大量輸送には向きませんよね.大都市間輸送にはまだまだ遠いのですね.  
僕はリニアよりグローバルトラムの方に魅力を感じます.高齢者に優しいという乗り物は,これからの時代にどうしても必要になってくるでしょう.速度が遅いのは,歩行者と伍して歩く以上いたし方ありませんね.

投稿: 真面目な軟派師 | 2005年9月12日 (月) 00時14分

●真面目な軟派師さん
 トラックバックのしくみについては、下のURLが参考になるかもしれません。
http://kotonoha.main.jp/weblog/000255_trackback.html

投稿: まるよし | 2005年9月12日 (月) 06時48分

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