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2006年1月22日 (日)

ブログを縦に書くこと

  知らない間に縦書きのタグなんてのも存在していたようである(ご教示の方、ありがとうございます)。ここから先は縦書きにしよう(IE以外のブラウザでは縦書きになりません。悪しからず)。

 ネット上で縦書きの文章をいかに表示するか、というのは、特に国語国文の者にとっては大きな課題である。漢文などは特に縦書きでないと意味をなさないわけである。

 わたしの場合、論文は縦書きと横書きとを使い分けている。理論研究の場合は横書き。文章分析の場合は、対象となるテキストが縦書き(文学作品など)の場合は縦書き、横書きの場合は横書き。これが原則だが、掲載する雑誌の指定によっては原則を外す場合もある。日本語学会(旧・国語学会)の機関誌『日本語の研究』(旧・『國語學』)さえも横書き標準になった(希望すれば縦書きでの掲載も可)現在だから、論文が縦書き標準なのはもはや国文学だけだろう。

 論文をネット上に公開するにあたっても、雑誌掲載となるべく同じ体裁にしたいわけである。ただ、縦書きにしても、なかなかスムーズに読みやすくはならない。Wordでも縦書きは醜くて見られたものではない(特にルビを振ったとき。だから読解プリントや試験問題の作成には使えず、未だにOASYSを手放せない)のだから、ネット上の表示に縦書きというのはなかなかなじみにくいのだろう。

 しかし、ネットで小説を発表する人など、縦書きの需要というのも細々とはあるだろうから、きれいな縦書き表示の技術も洗煉されて行ってほしいものではある。ブラウザから改造を加えねばならないのかもしれないが。
 ネットで縦書きができるようになると、紙の縦書きにもない新たな表現や活用法が生まれるかもしれない、という期待もある。 
 

 うーん、実用にはまだまだ↑という感じである。

※ このカテゴリーの記事のように、まるよしの楽しい日本語の話を満載した本、ぜひお手に取ってお読みくださいね。

 『まるごと とれたて 日本語談義 -ラジオ番組『高専ライブ』で語ることばの話-』
 桐島周 2016 勝木書店 定価1500円(税込)
 
ISBN: 978-4-906485-09-3 
 (桐島周は、まるよしのペンネームです)

 勝木書店のホームページでご注文いただくのがご便利かと思います。
  http://www.katsuki-books.jp/ (書籍検索から)
 Amazon・楽天などでは購入できません。

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