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2007年2月の記事

2007年2月28日 (水)

二次創作なのか盗作なのか 上

 二次創作という語を初めて聞き、そういうものを論じるための臨時一語かと思ったのだが、 検索してみるとけっこう出てくるし、知らない間に人口に膾炙している概念のようだ。この概念の外延がどのへんまで拡がっているのかは当然よく知らない。わたしがこの語の字面を見てまず思いついたのは、一次創作である文学などの文章に対して、感想文章や書評がそれにあたるのかな、という国語教師らしい発想である。しかし、そうではなく、普通は、一次創作されたものの設定や世界観などの枠組を借りて、新たなストーリーなどを編んだもの、外伝的であったりパロディ的であったりするようなものを指すようである(ただ、そうと知った後でも、わたしは感想文章や書評をも含めていいのでは、と考える。通常そういうものを「創作」とは見なさないから含めないのだろうが、わたしは、そうした文章にも多かれ少なかれ創作の要素はあると思うからである)。

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2007年2月26日 (月)

雪のない左義長

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2007年2月24日 (土)

私的解題(17) 「木枯しの二人」

 小学校五年生のクラスが、わたしの経験したなかで一番まとまりがよく仲もよいクラスだったかもしれない。超ベテランの女の先生を中心にみんなが明るく勉強し、遊んでいた。そのクラスもそろそろお別れかな、というムードが漂ってきた頃に、この「木枯しの二人」 がヒットした。
 わたしの小学校は発展途上の新興住宅地にあり、造成されていく校区内の団地への入居が続いており、転校生は日常のようにやってきたし、毎年学年のクラス数が増えていくような状態だったので、一般の傾向に反して、毎年クラス替えがあったのである。
 五年生はそろそろ性や恋を意識しはじめる年齢であり、低学年の性の未分化な状態とはまた違ったかたちでの男女仲があったが、それでもあまり性別の垣根なく融合したクラスであった。

 女子のなかには、どこのクラスにもいるのだろうが、歌謡曲好きの一団がいて、休み時間などヒット曲を声を揃えて歌っていたりした。彼女らの方からふと聴こえてきた「木枯しの二人」にわたしは何となく心惹かれた。

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2007年2月22日 (木)

福鉄二題

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2007年2月17日 (土)

敬語の新分類

 文化審議会の敬語の新分類がちょっと話題になっているようだ。
 以前にも記事でとり上げたとおり、謙譲語 の説明が現代語にそぐわず、狭すぎるため、それをさらに二分する。丁寧語 のうち、上品さをあらわすような用法を分離する。それで五分類になるわけである。この五分類は妥当であると思う。
 ただ、ネーミングがちょっとどうかと思うのである。学校で教育しないといけないのだから、小中学生にも理解しやすい言葉で名づける必要がある。

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2007年2月15日 (木)

被害者の権利

 犯罪被害者とその家族の人権は守らなければならない。心ならずも酷い経験に身を晒した人なのだから、普通以上に手厚く守らなければならない。

 そのことは全く肯定するのだが、それと被害者やその家族が法廷の検事側に同席し、被告人に尋問したり独自の求刑をしたりすることとは、別のことである。

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2007年2月13日 (火)

次季の青春18きっぷがちょっと違う

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2007年2月11日 (日)

匙加減の微妙さ

 カフェを利用するのが好きだ。というより、「喫茶店」が減り、カフェが増える傾向にあるので、自然そういう店でお茶することが多くなるのである。チェーン店もあれば単発のおしゃれな店もあり、楽しい。パン屋併設のカフェコーナーが意外と美味しいコーヒーを出していたりすることもある。行きつけの店は何軒かある。
 そういう所でも、言葉遣いというのが気になるわけで、チェーンのカフェのマニュアルトークから、個人の店の素朴なもてなしまで、さまざまだ。

 そういうなかで、今回は掲示に注目した。二つのチェーンで掲示の言葉遣いが対照的だったのである。

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2007年2月 9日 (金)

私的解題(16) 「いい娘に逢ったらドキッ」

 タイトルを聞いただけでおちゃらけたムードが伝わってくる、サッコナンバーでは異色の曲である。この曲が流行った時にはわたしも中学に上がっていたので、さすがにはっきり記憶に残っている。生意気盛りの男子どものなか(わたしは断じて含まれない)には、卑猥な替え歌にしたりして歌っている者もいた。

 わたしは、わが国のヒップホップの嚆矢はこの「いい娘に逢ったらドキッ」ではないのか、と思って、音楽に詳しい友人に訊ねてみたことがある。しかし、答は意外なものだった。

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2007年2月 7日 (水)

機械は子など産まない

 もうこの、政治家の失言問題というのはうんざりである。失言をした政治家にというより、政策ではなくこういう問題で大同団結して審議拒否しようとする野党にである。
 本筋ではないところで時間と経費を空回りさせないで、仕事をしてほしい。とにかく与党の足をすくえるところはないかと目を凝らしている野党体質が、ちょっとわたしは受け付けない。その意味で、今回に関しては共産党の、批判はするが審議には参加する、という至極まっとうな態度が評価できる、と思っていたのだが、これもうちは普通の野党とは違いますよ、という言わば「野党の野党」としてのポーズなのかもしれず、結局は審議拒否に同調してしまった模様だ。与党内にも辞任を求める声が出たりしていたようだが、これも野党と世論の動きをみて、国会運営や選挙に支障がでることを懸念してであり、理念に基づくものではないのだろう。

 繰返し報道に乗せられるうち、もう「女は子を産む機械」発言、という名前(臨時一語)が形成されてしまい(さらに「を」が落ちて「女は子産む機械」となっているのも見受ける)、要約された語句が一人歩きしている。引用符がついているが、件の大臣はこの通り言ったわけではない。初期のニュース類の引用を総合すると、

15~50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と言っては何だけど、あとは1人頭で頑張ってもらうしかない

と言ったのであり、これをいかに要約しても、先の引用符の文言にはならない。正確な文言をもとに批評するべきである。
 そして、大臣は、「機械に譬えてすまない」という意味のことを何度か言ったそうである。確かにちょっと言葉が足らない発言ではある。

 女性、特に出産を経験した女性は、やはりこういう発言はかなり不愉快に感じるのであろうか。わたしではその感覚は実感しようがないので、何とも言えない。
 それとは別に、この発言とそれに対する一連の反応に対して、怒っているのは、実は女性だけではないだろう、と思っている。ある意味で、もっと怒らないといけないのかもしれない立場があるではないか。

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