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2007年4月15日 (日)

けっこう気になる生ドラマ

 今日のNHKハイビジョンは、『今日は一日 桜・桜・桜』という特集である。桜をテーマに全国の桜名所からの中継を織りまぜながらスタジオゲストがトークしている。朝9時にスタートして、夜の12時まで続くそうである。

 新しいチャンネルでは何かと自由な発想で実験ができるのだろう。BSアナログの初期にはユニークな企画や番組が多かった。こういうまる一日一つの番組で貫くという企画もかつてはBSアナログでよくあったが、この頃はだんだんとそういうのは少なくなって、パターン化した番組に移行しつつある。代わって新しいハイビジョンの方でこの種の企画がなされるようになった。もちろん、NHKだからスポンサーや視聴率に気を配る必要がないのも、思い切った企画ができる要因だろう。

 今日のこの番組では、断続的に生ドラマが放送されている。 

 桜が満開の某所中学校の校庭から、断続的な生中継でドラマをやっているのである。ストーリーは連続していて、一~二時間おきに十分くらいずつ放送されている。

 TVの草創期においては、ドラマは生放送が当たり前だったそうだが、この頃は何かの意図をもった企画でないとそういうことはしないだろう。

 米国のドラマ『ER』の第4シーズンの初回が生で放送されたことは記憶に新しい。元来リアリティーを追求する同作品が、ひとつの究極を目指して成った企画であろう。時差のある米国の東部と西部で放送するため、二回収録され、その両方がビデオ化されており、その細かな違いを比べることも、マニアにとっては楽しみなのだろうが、わたしなどは逆に二回演技してほとんど同じ動きや科白回しができる俳優の技術に感服する。このドラマの場合、カメラ・マイクその他の機材が映ってしまうハプニングに備え、「TVのドキュメンタリー番組がERを密着取材している」といるシチュエーションが設定されていたのも、ご愛嬌というところであった。

 その意味でいうと、今日やっている生放送ドラマ『サトガエリ』(このタイトルは、スタジオゲストに佐藤江梨子さんがいることに因むらしい)は、リアルタイムで咲いている桜を借景にしているということ以外、生放送であることの必然性が今のところ見えない。
 生放送であることを強調または証明したいようなとき、時事的な内容がちょこっとさしはさまれるなど、現実世界との交錯が演出されたりするのであるが、このドラマはそういうこともない。画像もきれいだし、カメラは複数台使っているのでアングルが瞬間的に切り替わったりもするし、科白の明らかなトチリがそのままに放送されていることを別にすれば、生放送を思わせるものがないのだ。
 ただ、ドラマそのものは面白い。
 まだ完結していない(次のこのドラマの放送は19時50分頃)ので、この先何か生放送ならではの要素が出てくるのかもしれないが、NHKのことだし、肩透かしをくわせて終わるのかもしれない。それが気になるので、今日は夜までハイビジョンを点けておこうと思う。

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