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2007年7月14日 (土)

目的特化した新検索が公開

 こうした検索システムが今後増えていくのだろうか。
 Webの検索システムというと、キーワードがヒットするページをとにかく全部かきあつめてくるロボット型が現在の主流である。これはこれで便利だし、表示順位も工夫されていると見うける。
 しかし、やはりもの足らなさを感じる人も少なくないだろう。求めようとする情報に行き着くには、どういうキーワードを入れればいいのか、難しい場合もある。要らないページばかりが上位にずらずらと並んでしまったりする。

 そういう問題の一つを解決しようという、新しいタイプの検索システムが公開された。

 例えば、ビリーズブートキャンプが本当に効くのか、費用対効果比はいいのか、など、利用者の生の声を集めたくても、難しい。ビリーズブートキャンプ で検索しても、上位に出てくるのは販売彩図のページばかりであろう。ビリーズブートキャンプ 感想 などと入れても、そういう内容の文章を選別し網羅することはできない。利用者が感想を書いた文章に  感想 という語が入っているとは限らないし、販売彩図のページにも「利用者の感想」などが載っている場合があり、それらは当然都合のいい内容でしかなく、生の声とは言えない。
 同様に、レストランの評判などを調べたくても、店名で検索しても上位はグルメ案内のページか店の公式彩図のページだろうし、美味しい などのキーワードを追加しても、不味い と書いてある文章は引っかからない。

 今回公開された体験検索SHOOTIは、商用や宣伝、さらには 記事によると とか、藤原紀香が などの語句をチェックして伝聞による文章までを排除し、筆者が直接体験した内容を書いてある文章だけをリストアップするのである。
 こういう検索は確かに需要があるだろうし、これは検索システム側のポリシーで選別しないと、キーワードで絞り込むことは不可能だろう。
 今後はこういう目的別の検索システムを使い分けていくことになるのかもしれない。

 実際使ってみると、従来の検索よりは結果がすっきりして確かにいいと思う。
 しかし、ページのリストアップにはまだまだ改善の余地がありそうである。巧みな宣伝ページなどはかなり出てくるようだし、このブログのホテルお勧めシリーズのように、体験談を語っておいてアフィリエイトのリンクが張ってある、というページをどう扱うか、という問題もあろう。
 また、トップページもちょっとごてごてとした感じで分かりにくく、もう少し洗煉されたものにしてほしいところだ。
 ちょくちょく使うことになると思うが、さらなる発展を期待したい。

 他にもいろんな目的特化が考えられよう。

 従前のロボット検索は、キーワードの使われ方やリンクのされ方で表示順序を定めているように見うける。ある程度はそれで目的に合致するのであるが、たとえば非常にマニアックな事項とか、専門性の高い事項を調べようとすると、これでは却って不便であったりする。そういう事項は、他からリンクされていようがいまいが、どんぴしゃりそのことを詳しく書いてある彩図こそ欲しいわけで、そういう彩図はマニアックな内容であるが故にあまりリンクされていなかったりするので上位に出てこない。それを上位に出そうとすると、キーワードの選択に苦労する。
 異なる専門領域で同じ術語が使われていたり日常でも使う語が術語として使われていたりする場合や、同字異義語がある場合も、困る。
 文法用語の ムード について調べたいときに、ムード で検索しても、当然無関係なページの方が多いわけで、文法関連のページだけをキーワードによって絞るのは難しい。あるいは、乗り物のバスについて調べるために バス で検索しても、釣りやお風呂のページがたくさん出てきてしまう。
 あるいは、国語教育 で検索すると、外国語教育とか中国語教育とかがテーマのページも出てきてしまって邪魔である。そうかといって、外国語中国語 というキーワードを排除すればいいというものではない。国語教育のページでも、外国語や中国語に言及している場合は多いからである。 
 こういう専門分化検索にも対応するシステムがあるといいだろう。

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