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2007年9月24日 (月)

麺類部オータム実習報告会

 連休を利用して、麺類部のオータム例会が行われたわけであるが、会員の4年生たちは、今月末の秋休みに開催される、実習報告会のプレゼンを控えている。要するに、夏休みのインターンシップで何をして何を学んできたか、ということを、パワーポイントを使って発表するのである。

 そこで、今回は初めてのプレゼンテーションの指南を兼ねた、特訓合宿を兼ねることとなった。

 麺類部のメンバー(どこまでがメンバーか、例によってよく分からない)の多くはロボコンのロボット作りにも携わっていて、これがまた来月地区大会を控えているため、休日返上で頑張っている。それだけに、プレゼンの準備をする時間がなかなかとれない。そればかりか、通常の授業のレポートや追試に追われている者さえある。授業が一番大事だから、しかたがないが、全員揃わないのは困ったことである。

 さて、ロボコンの作業を終えてから買い出しをしてまるよし宅にやってきた彼ら四名、とりあえずお腹が空いているので、ご飯にする。わたしが用意したいくらかの料理はすぐ食べられるように並べておき、彼らはホットプレートでの焼肉とデザートの準備を始める。もう麺類部のシェフないし主婦と言ってもいいくらい、台所に立つ姿が堂に入ってきたとーたくんが、かいがいしく準備してくれる。そうしているうち、家が近所の会員が、一旦帰宅してから改めて登場、五名となる。
 前回のサマー例会(武生サッコライブの時)で泊まった会員は、ご飯がないと治まらないことがわかっているので、ご飯を炊いておいた(正確には米を炊いたのであり、ご飯を炊いたらお粥になってしまうが、そこは日本語の難しさである)。回を重ねて、こちらも彼らの好みが分かってくるし、彼らもわたしへの遠慮がなくなってくる。Menau2007din
 酒を呑んだわけでもないのに酔っぱらったような思考と行動における言語で、ケータイを級友に架ける奴まで出てきた。何だか分からないが、話の流れで彼も来ることになる。

 食卓の片づけが一段落すると、六名になった彼らは、居間と寝室に拡がって、それぞれのノートパソコンや資料を拡げる。今頃になって、パワーポイントのインストールを始めている者もいる。困ったことが出てくる度にわたしがアドバイスしたりする。と言っても、わたしもパワーポイントでのプレゼンなんてしないので、助言できるのは言語表現の部分なのであるが、やはり彼らの要領が悪いのは、口頭説明・パワーポイント・紙のレジュメ、と三種類ある言語の使い分けである。

1.音声
 
聴覚に頼るので時間に依存した線条的に展開する言語。声という媒体を使うので、そこには発表者の属性や状態をも読み取れる。言葉はどんどん雲散霧消。発表者も聴衆も後戻り不可。
2.パワーポイント
 視覚に訴えるので、文字や図による伝達が可能。平行して複数の情報も出せる。が、スクリーンに映すため、盛り込める情報には限りがある。発表者の都合でページを進めるので聴衆は後戻り不可。
3.レジュメ
 視覚に訴えるので、文字や図による伝達が可能。平行して複数の情報も出せる。盛り込める情報量がかなり自由。聴衆は自由に後戻りできる。

 これは、一昨年の実習報告会に出た時に書いた記事、 「プレゼン言語の指導」から再録したものである。この三つの特性をいかして使い分けなければならない。

0092_2114  それと、何週間も工場で実習していると、その工場だけで使われている用語(いわば工場方言)が染みついて、何の註釈もなくつい使ってしまう。わたしには、機械工学関係の人なら分かる用語なのか、そうではないのか、よく分からないので、そういう用語が出るたびに、全員に「意味が分かるか?」と問うた。
 例えば、ある工場では、「ピッキング」という言葉を、ラインに必要な部品を部品置場から取っていくことを指して使っている。だが、聴衆はいきなり「ピッキング」と言われても、分からないか、別の意味のことを思い浮かべてしまうだろう。
 このあたりの聞き手意識がまだまだである。

 などと言いながら、いろいろわたしも自分のパソコンで調べていると、何と、わたしのパソコンにもパワーポイントが入っているのを見つけてしまった。そんなもの入れた覚えはないのだが。まあとにかく、使いたい者は使いなさい、と言うと、一人が応じた。が、わたしのパソコンは親指シフトキーボードなので、ハードルは高い。でもさすが若い学生で、覚えも早く、日付が変わるころには使いこなしている。
 わたしはいい加減のところで就寝したが、明け方までやっていた者もいるようだ。

 朝は八時半ごろに起きて、麺類部の矜持として焼きそばの朝食を皆で準備してとる。彼らの美しい片づけぶりは以前と同じである。今回は何かと忙しいので、カラオケは省略である(声だし練習にやってもよかったが、時間の余裕がない)。年末例会にお預けだろう。
 本番の報告会に期待したい。

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