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2008年7月 2日 (水)

当ブログのカテゴリーと記事公開タイミング 上

 ブログをお読みの方から、「このブログのカテゴリーには何で数字が頭に付いてるの?」「カテゴリーの数字には何か意味があるの?」と訊かれることがある。一応意味があるといえばある。「記事を投稿する日とかにも何か法則性があるの?」という質問も受ける。これもある。

 今回は、カテゴリー構成と記事投稿のタイミングについて、ざっと解説しておこう。

 開設から三年近く経ったこのブログだが、当然ながら開設当初は記事も少なかった。カテゴリーは記事が増えるに従って次々作っていく。
 一つのカテゴリーに多数の記事が所属することは、カテゴリーページを見る人が記事を探しにくくなることにつながる。そこで、記事が多くなってきたカテゴリーは、分割することになる。そうやっていくと、わたしの興味の持ちようによって、カテゴリーの繁簡が出てくる。例えば、時事問題などは記事ごとに話題がばらばらなので、一括することになった。また、ことば関連の記事は、多いけれども切り口がさまざまなので、分類が難しかった。しかし、鉄道趣味に関しては記事も狭く深く多く、細かくカテゴリーが分かれるし、専門の教育関係もそうだ。
 そうなってくると、どう考えてもこのカテゴリーはあっちのカテゴリーの下位分類だぞ、というようなケースも出てきて、全てのカテゴリーを同列に並べることが不適切になってくる。さらに、上位下位の関係を超えてどこかでつながっているカテゴリーというのもある。例えば、「伊藤咲子」は当然「文化」の下位にある「音楽」や「歌謡」と関わりが深い。こういうことから、カテゴリーを構造化する必要がでてきた。
 また、似たようなテイストの記事が連続すると、読者も退屈するだろうし、同じカテゴリーや近いカテゴリーの記事はできるだけ適度な間隔を空けたい。すると、どの程度似ていたらどれだけ分散させればいいのか。それを判断するにも、カテゴリーが多くなってくると、頭がこんがらがって管理が難しい。

 もう一つ、システム的な事情として、ココログの場合、サイドバーにカテゴリーを表示する順序をカスタマイズできない、ということもあった。カテゴリー名の文字のコード順に勝手に並べられてしまう。平仮名は平仮名、漢字は漢字、そして数字は数字と、それぞれが固まってしまう。従って、内容的に近いカテゴリーが連続して並んでくれなくなる。例えば、「伊藤咲子」と「サッコ」とでは遠く離れてしまう。「鉄道」と「バス」も然りである。一方で「このごろのまるよし」と「ことば」が並んでしまう。これでは見る人も分かりにくい。カテゴリーの名づけ方を工夫して順番を制御するにも、限度がある。

 これらを解決する方法が、ナンバーカテゴライズだったのである。研究論文の章立てなどにはよく使われる構造化の手法である。「章」の下に「節」、「節」の下に「項」…、などと分類のレベル別に単位名を付けるのにはレベル数に限度があるが、「1」の下に「1.1」、その下に「1.1.1」とやっていけば、何レベルでも作れて便利なのである。少々味気なくはあるが。
 それで、この方法を使うことにした。

 まず、カテゴリーを大きく10にジャンル分けし、番号を振った。けっこう直観的に分けたのだが、後から見渡してみると、それなりに意味のあるナンバリングにはなっていた。では、それぞれの数字に宿されたイメージを三つずつの熟語を並べて示してみよう。

「1」 傾倒 憧憬 拠所
「2」 享受 愉楽 従容
「3」 追跡 道行 交流
「4」 渉猟 五感 満足
「5」 言表 素質 啓蒙
「6」 生業 玄人 矜恃
「7」 技芸 媒体 批評
「8」 社会 転変 憂慮
「9」 自身 存在 虚構
「0」 基本 総記 横断

 番号が若いほど「対象依存的」「現象的」「描写的」「感性的」「普遍的」「受容的」 な営みに関するもの、番号が上がっていくほど「主体的」「判断的」「説明的」「理性的」「独創的」「能動的」な営みに関するものとなっていることがお分かりだろうか。
 上の方の「1」などはく自分というものをかなぐり捨てて対象に憧れ理屈抜きで 惹かれてしまうもので、対象が存在してなんぼ の話題である。 「2」になると、楽しもうという魂胆は多少出てくるけれどゆったりと対象受け入れ ようとしている。このへんは「対象」 ありきなのである。
 対して下の方で、 「7」あたりは周囲のさまざまな文化に対して批評を加えていくのでわたしの批評眼が問われててくるが人文系の文化に対しては専門的な眼もあるので冷静ではある し、 「8」になると社会的な事象全てに対して辛辣なつっこみを入れるので、わたし独自の判断と価値観が前面に出るところである。ここらは「わたし」ありきだ。
 「9」自己言及なのでまさにわたしそのものであって究極の「わたし」ありき(それしかない)になるし、「0」は別格であり、下位カテゴリーができたカテゴリーにのみ次の桁に「0」を書き加えることにした。これはカテゴリーの表示順序を整えるためにしたことだが、結果的に「0」は下位カテゴリーに分化する以前の基本的な内容であったり、下位カテゴリーのどれにも属さなかったり、複数の下位カテゴリーに横断的にまたがったり、という図書分類でいう「総記」にあたるような意味をあらわすこととなった。

 話が抽象的でお分かりになりにくいと思う。わたしのなかではかっちりと整理がついているのだが。そこで、続く記事で、実際のカテゴリーに即して数字の意味を解説するとともに、記事投稿のタイミングに関するルールも公表する。

つづく

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