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2008年12月13日 (土)

くらぶジュニア新歓カラオケ会

 これはまるよしくらぶの小イベントに過ぎないので、記事にするほどのことはないかと思っていたのであるが、どうしてどうして、なかなか盛り上がり、面白かった。

 この秋にも、新たに準会員となったメンバーがいるので、彼の新歓も兼ねて、カラオケを挙行することにした。
 わたしがくらぶで何かというとカラオケを欠かさないのは、何度も言うが、カラオケに行くと、選曲のしかた、行動様式、そして何といっても歌い方に、人柄が如実に現れるからである。そして、そのことは今回特に身に沁みて実感された。

 さて、新入準会員はいかなるキャラであるか。そして、他の現役メンバーはいかなる振る舞いをみせるか。 

 試験が明けて解放感に溢れる会員たちが集まってくる。現役の(準)会員は、これで3名となった。

 以前にも在学中の会員が3名、という時期が通算して一番長かったため、何かわたしも落ち着く気がする。3名は全員三年生である。
 春に新入会した準会員は、先月18歳を迎え、めでたく正会員に昇格している。何かこのところ、勉強に燃えているらしく、忙しそうだ。そろそろコース選定の時期でもあろうし、頑張ってほしいものだ。
 一昨年入会した準会員は、誕生日の都合で現在も準会員である。キャリアと会員資格が逆転しているが、これはしかたない。
 なお、まるよしくらぶ内の上下関係は、年齢でもキャリアでもなく、体重に比例することになっている(この前わたしがそう決めた)。だから、より体重の重い者には敬意を表する必要がある。万一わたしより重くなった場合は、わたしを含めた皆の尊敬を集めることができるばかりか、食事会やカラオケ会の費用を負担する栄誉を与えられることになる。

 さて、カラオケ会は、とにかくめでたいことが多いので開催することにする。何がめでたいか。

    1. わたしの業績が40件に達した。
    2. わたしのボーナスが出た。
    3. 新入(準)会員が入った。
    4. ノーベル賞の授賞式が行われる。
    5. 「なか卯」福井駅前店が開店する。
    6. 泰葉のプロレスデビューが決まった。

などである。これほど祝い事が重なるのは珍しい。

 気の毒にも、正会員の自転車は故障中、新入準会員の自転車は盗難に遭ったため、自転車で移動できるのはわたしと古参準会員だけだ。このことから、わが国の自転車所有者は、そのうち約5割もの人が、トラブルに見舞われて乗れない状態にある、という恐るべき統計的事実が浮き彫りになった(浮き彫りになる、というのがどういう状態なのか、わたしは未だに分からない。みんな分かって使っておるのか)。
 それで、とぼとぼと四人で(二人は自転車を押しながら)カラオケ店に向かう。途中、知り合いの学生二人連れと擦れ違い、カラオケに行く、と言うと、一緒に行きたそうな素振りを見せたが、お断りする。米国発の金融危機のため受け入れが困難だからである(昨今は何でもそのせいにしておけばよい)。

 正会員は、相変わらず自分のカラオケデータを紙ベースで管理している。部屋(機種)のチョイスは彼に任せることにする。と、ハイパーダムなる最新の機種を選んでくれた。
 研鑽を重ねているだけあって、彼はファルセットも含め、音程がしっかりしている。願わくば彼とハモってみたいところだが、問題は、彼とわたしが共通に知っているハモリ歌があるかどうか、という点である。そこまで学生との世代差が開いてきたのである。ティーンエイジャーである彼が、「冬の稲妻」「あのすばらしい愛をもう一度」「この空を飛べたら」などを知っているとは思えない。
 古参準会員は、時代をかなり遡った名曲を含め、三十歳台半ばかと思われるような選曲をする。これは以前と変わらない。そして彼の所属学科に相応しく、麻雀を題材にしたコミックソングが出色である。また、海を目指す男に相応しい「兄弟船」は、鉢巻に軍手という出で立ちで披露してくれた。正会員は、リモコンの野次機能で、盛り上げてくれている。

 さて、問題の新入準会員であるが、これはもう言葉でなんと言い表すべきか、それはもうものすごい何とまあこの世の終わりの三丁目、といった感じであった。そうとでも言うしかないのである。彼の放つ歪んだ熱線に全員が被曝した。
 多分わたしは初めての経験だと思う。何人かでカラオケに行って、ある人の歌った曲を、一曲たりとも知らない、という事態は。
 彼が選んだ曲は、歌手名のところに何やら怪しい括弧書きがついたものばかりなのである。歌手名自体がわたしの知らない人ばかり(中には虚構の登場人物である場合もある)なのだが、括弧内はゲームの名前であったり、声優の名前であったりする。歌詞も多くが女歌なのである。人柄というより性癖の一端(全貌かもしれない)が見えるではないか。
 このように自分の世界に入っている彼であるが(「彼」という代名詞でいいのかどうか、今ふと疑問に思った。かといって「彼女」もしっくりこないので、「曲者」くらいがいいのかと思う)、わたしが彼を歓迎する歌を歌うと、歌詞とわたしの誘いにのって、わたしの膝枕に寝てくれたりするところは可愛い。洒落に対するノリはいいのである。彼の全身表現を受けとめる場が一つでも増えたことは、彼の精神衛生にとってもいいのではないか。
 それにしても、二次元の世界にしか興味がないのは、ちょっと気にかかるところである。そればかりか、彼自身が二次元の世界に入りたい、とまで言うのである。わたしは、そんな世界に入ったら、チーズはスライスチーズしか食べられないし、おでんを炊いても具ははんぺんしかないことになるから、止めた方がいい、と言っているのだが、なかなか聞かない。まるよしくらぶの先輩にも、二次元志向の強い者はいるから、指導を受けるといいと思う。
 新入準会員は、妹キャラになりきった不気味な歌い方ばっかりしているのに、どういうわけか高得点ばかりあげてくる。この機種が非常に偏った評価をなすのは憂慮するべき事態である。恐らく、米国発の金融危機の影響であろう。

 わたしの方は、薬の副作用で滑舌が悪いうえに声が出にくく、「天使の歌声」を飲んだにも関わらず、スムーズに音程がとれないので、苛々する。病気が治るまでは、カラオケを心おきなく楽しむことはできそうにない。
 しかし、他のメンバーの生態観察は面白いので、カラオケを止めるわけにはいかない。

まるよしの歌唱記録
「木枯しの二人」伊藤咲子 -5 … 季節柄、オープニングはこの曲がいいと思われた。が、「もーおっと」で微妙に声を裏返したいところが、喉の調子でうまくいかない。ハイパーダムのキーが+-5までしか替えられないのも困った。サッコさんの曲は+6(オクターブ下げ)で合うのだ。やや高すぎて出だしの音程が乱れる。
「名刺」さだまさし -1 … これも裏クリスマスソングということで、12月のカラオケで必ず歌う曲。しかし、肝心のギャグのところで皆私語をしていて聴いていない。
「セロ弾きのゴーシュ」さだまさし -1 … 正会員はクラシックにも関心があるようなので選曲したが、とりたてて反応はなかった。サンサーンスの「白鳥」を組み込んだメロディなのである。
「夢と呼んではいけない ~星屑倶楽部」さだまさし -2 … これが新メンバー歓迎にぴったりの歌である。新メンバーが加入した時は必ず歌いたいのだが、正会員の時も古参準会員の時も、機種に入っていなかったので、申し訳ない。歌詞の「星屑倶楽部」のところを「まるよしくらぶ」に替えて歌う。サビが思い切り高音から入るので、通常のさださんの曲よりキーを一つ下げることにしたら、うまくいった。ハンドルとはいえ、自分で「まるよし」と歌うのは、ちょっと気恥ずかしいものだ。 
「あの鐘を鳴らすのはあなた」和田アキ子 -4 … この日の歌唱曲のなかで、唯一全員が知っていた曲である。わたしのカラオケにも欠かせない曲になってきた。もちろん規範はサッコさんの歌唱であり、サビでビブラートをかけてメリハリをつけると、点数が悪かった。楽譜どおりまっすぐ歌うと点がいいらしい。
「月の沙漠」童謡 -3 … これも、サッコさんの持ち歌という感覚で、サッコさんの歌唱を規範に歌ったつもりだが、生で一回しか聴いていないので、いま一つ。もうちょっとキーが高くてもよかった。
「若いってすばらしい」妻吹俊哉 -1 … サッコさんの弟分俊くんがカバーした、時代のわりにノリのいい曲で、歌いやすい。ミュージカル仕立ての朝ドラ『てるてる家族』の最終回に使われたのが記憶に新しい。
「曼陀羅華」水前寺清子 -3 … 技術者倫理の根底を問いかける人体実験の歌である。学生たちには考えてもらうべき課題。キーはちょっと低めだったので原キーくらいでもいけそう。
「銀河鉄道999」ささきいさお・杉並児童合唱団 原キー … 新入準会員が星野鉄郎(金髪豚野郎ではない)に似ている、とかねてから思っていたため、ふと歌いたくなった。TVアニメの方の主題歌を選んだのは、映画よりTVの鉄郎により似ているからである。
「乙女のワルツ」伊藤咲子 +5(オクターブ下げ) … くらぶのカラオケのエンディングに定着した曲。易しいメロディなので、正会員と古参準会員は、もう覚えてくれたようだ。そのうち「きみ可愛いね」のサッココールも教えようと思う。でも、やっぱりキーが低めでいま一つ納得できる歌にならない。米国発の金融危機のために違いない。

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