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2009年5月29日 (金)

くらぶHey Say 3新出発カラオケ会

 くらぶの現役組、と呼んでいたメンバーだが、中退者が出たためそう言えなくなり、平成生まれの三人ということでHey Say 3としておくことにするが、それらとのカラオケを催した。
 カラオケをするのに大義名分など要らないのであるが、一応二人の4年生は大学生の年齢になってクルマの運転もできるようになった(資格は取ったが技倆はどうか分からない)。また、中退生は新たな目標に向けて勉強を始めた、ということで、新出発を祝うカラオケということにしておこう。
 まあいろいろと興ざめなこともあったが、それは卒業生会員や麺類部の現役時代にもままあったことなので、目くじら立ててもしかたないのだろう。まるよしくらぶ生共通の属性は「空気読むの下手」であることだし、少しずつ助言していくしかない。

 三人を仮に、浪人・乙男・非文化少年と呼ぶことにしよう。呼び名の由来は、後の記事で明らかになるはずだ。

 浪人は、この間自転車で岐阜県方面に遠征したはいいが、谷汲から根尾谷方面に向かって福井に戻る予定だったのに、どこで道を間違えたか、岐阜駅前に出てしまうというアバンギャルドなコースをとり、真夜中の県境を越えて准遭難状態となり、輪行で辛くも生還した危なっかしい奴である。
 自転車については万全の整備を施しているのに、知らない土地へ地図も磁石も持たずに出かける、という、しっかりしてるような抜けてるような、よく分からない。万一のことがあればカラオケもできないところだった。

 乙男は、あれこれと忙しく過ごしており、彼の要望でこのカラオケの日程も決めたのである。これまではカラオケの歌唱記録を丁寧にノートにつけていたが、それは止めたようだ。周囲の眼が気になりはじめたのかもしれないが、ポリシーは貫いてほしかった。

 非文化少年は、他人の自転車を借りてカラオケ屋に向かう心づもりだったようだが、それのあてが外れたらしく、走って到着した。ボックスに入ってからも、i-podに入れてある曲を聴きながらでないと選曲できない、手のかかる奴である。カラオケボックス内で自分のi-podを聴いてる奴も珍しい。他人の歌も聴くなど、周りを見てほしいものである。

 浪人の選曲は、従来と変わらずオールドファッションで、わたしが一緒に歌えるようなものも多い。海の男である若大将が気に入っている様子だ。乙男はわりとオーソドックスに年齢相応のもの。しかし、替え歌を仕込んできて披露するなど、サービス精神はあるのはよい(この辺も、彼奴の後継者であることを実証している)。非文化少年は前回と同じくアニメ・ゲーム関係が全部である。妙な擬音の入っている歌もある。
 浪人と乙男は、中学校で放送部が昼休みに流したら先生に止められた曲とか、彼らが小学校時代に観ていたアニメの主題歌とか、意気投合して歌っている。このへんはうまくコミュニケートできている。が、そこだけである。
 わたしはもちろんサッコナンバーに70~80年台ポップスを絡めるのがメインとなるいつものパターンだが、最近の歌も少しは入れたい。
 ところが、遺憾ながら歌おうと思って乙男に負けずに(という意図ではないけれど)替え歌まで用意してきた「私は犬になりたい ¥490」(さだまさし)がまだ入っていないではないか。拍子抜けする。ソフトバンクのCMで「お父さん」が感動している曲だ。
 そればかりか、「このまま、ずっと」(青山テルマ)も見当たらない。これはドラマ『Q.E.D.証明終了』のエンディングテーマだ。ドラマのDVDも発売になったのだから、カラオケくらい入れといてくれ。

 カラオケ終了後は浪人と非文化少年を連れて回転寿司の夕食。こっちの方が会話は当然はずむわけで、非文化少年の入った会話が気の狂ったようになることは、何度かの経験で予想はできている。が、予想を上回るハズしぶりで、浪人とわたしは始終笑い詰めであった。
 お父さんの仕事を訊いただけで十五分以上話題と笑いが保つとは、どういうことなのか。 

まるよしの歌唱記録

「ひまわり娘」伊藤咲子 +6(オクターブ下げ) … この日の機種は+-7までキーが上下する(7以上は意味がないと思うのだが)ので、ちょうどいい感じで歌えた…、と言いたいところだが、ちょっとまだ喉の調子がよくなかったので、高音部はやや苦しかった。曰く、「歌詞の意味がよく分かる」と。阿久悠先生の実力である。
「まほろば」さだまさし 0(ただし原曲キーは+2) … 古風な日本語が多出する奈良を舞台にしたスケールの大きな悲恋の曲。初めて聴いた高校生時代、広辞苑をひかないと歌詞の意味が分からなかった。くらぶ生たちも目を白黒させていた感じである。さだまさしさんも若かったので、ちょっと衒学的な気取りがあったのかもしれない。枕詞なども使われているのが分かっただろうか。
「きみ可愛いね」伊藤咲子 +6(オクターブ下げ) … この曲のサッココールをマスターしなければ、くらぶ生として一人前とは言えない。それで練習しようと思ったのだが、曲選びに神経がいっていて集中力なし。さらに特訓が必要。
「恋愛症候群~その発病及び傾向と対策に関する一考察」さだまさし 0(ただし原曲キーは+2) … 「私は犬になりたい¥490」の代替曲として、同じテイストの曲を歌った。さだまさし最後のシングル大ヒット曲といっていいのだが、それでもくらぶ生には目新しい曲となった。さだまさしさんはこういうシュールでコミカルな曲もいろいろあるんだが、意外と知られていないのが残念である。この曲を選んだのは、くらぶ卒業生の日記に触発されてのこと。最初の方でカんでしまったのが痛恨。一旦リズムに乗り遅れると、なかなか復帰できないのである。 
「いい娘に逢ったらドキッ」伊藤咲子 -4 … この曲だけはサッコさんの曲の中でも異なるキーでないと合わない。喉の調子は悪いのに、なぜか初めて中サビの音程が満足いくものになった。
「呪い」山崎ハコ +4(オクターブ下げ) … 何だか暗くて落ち込む曲が続いたので、その流れで最強(最凶?)の曲を選んだ。わたしの定番曲でありながら、このメンバーの前で歌うのは初めてであり、けっこうウけた。キーはもう少し高くてもいけそうだが、低めの方が不気味さが出ていいかもしれない。
「チャールストンにはまだ早い」田原俊彦 0 … トシちゃんは特に好きなわけではないが、その持ち歌の中ではこれが最も好きである。ノりはよく、それでいてバカっぽくはないので、トシちゃんのかっこよさがいちばんよく出ている曲だと思う(世間ではマイナーな位置づけだが)。それでいてわたしなどが歌っても違和感がない渋さがある。
「いのちの歌」茉奈・佳奈 +4 … NHKの前期朝ドラ『だんだん』の挿入曲。なぜかこれは入っていた。ベタといえばベタだが、いちおうわたしの好みの方向にある。なぜか非文化少年はマナカナのお二人を知らなかった。世代の問題ではなく、興味が偏りすぎなのである。
「冬の星」伊藤咲子 +6(オクターブ下げ) … 大好きな曲で、「乙女のワルツ」と同じかそれ以上の気合を入れないといけないのだが、歌うのは久しぶり。サッコさんがらぽ~れで久しぶりに歌ったことに触発された。やっぱり高音が辛かった。
「コーラス ガール」和田アキ子 -4 … 和田さんの曲のなかではこれがいちばん好きである。地味な曲だが、味がありムードがある。
「乙女のワルツ」伊藤咲子 +6(オクターブ下げ) … エンディング恒例の曲。高音の苦しさがいい方に出て、「はーつーこい~」のファルセットが上手く出た。気分よく歌い終える。

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