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2009年5月21日 (木)

日本語学会春季大会は中止 

 2009年5月30・31日の両日に、武庫川女子大学(兵庫県西宮市)において開催予定の、日本語学会2009年度春季大会は、中止が決定されたとのことです。

 同大会には、面白そうなテーマの発表も予定されており、わたしも出席しようと思っていたのですが、残念なことです。
 大会の中止は前身(改称前)である国語学会時代を通じて初めてのことだそうで、中止の理由はご賢察どおりです。

 会場校の武庫川女子大も、新型インフルエンザ対策として一定期間の休講を決定しており、そういう場所での学会開催は無理がある、との判断でしょう。

 こういう反応については、賛否両論がありそうです。
 一昨年にははしか騒動がありましたが、やはりわたしたちのような世代は、なんではしかが一人出ただけで学校まるごと休まないといけないの? と不思議に思ってしまうわけです。わたしたちが子供の頃はそんなことはしなかったですから。
 でも、看護師さんに訊くと、昔のはしかと今のはしかとでは、感染力が全く違うそうです。瞬く間に拡がってしまうので、結局全校休むのが一番早い、ということなのですね。インフルエンザもどんどん新型が出てきて、同じようなことが起きているのでしょう。

 今回のインフルエンザは、ティーンエイジャーを中心とする若い世代の感染が目立っています。ですから、大学を会場とする学会の中止は、止むを得ないでしょう。

 同学会の彩図では、春季大会を改めて行うかどうかは未定、というニュアンスですが、おそらくこのまま中止、秋季大会では春季大会の発表予定者に優先して発表を認める、あるいは日程延長する、というかたちにならざるを得ない、と予測します。
 このインフルエンザがいつ収束するか分からない以上、予定が立ちませんし、開催地を替えて実施するにしても、この状況では、いつそこに感染が飛び火するかも分かりません。二度の延期・中止では、経費もばかにならないでしょうし、会員からの批判も出るでしょう。そうしているうちに、大学が夏休みや試験期間に入ってしまうと、出席者も激減してしまいます。(6月1日追記・その後の日本語学会からの発表によると、やはり春季大会は完全中止とする、とのことです。ただし、予稿集は既に発売されていたので、学会発表自体は成立しているものと見なし、業績としてよいことになります。従って、秋季大会は、今回の中止とは関係なく予定どおり実施されます) 
 これも、時代の移り変わり、ということなのでしょう。日本語学会の一週間後に開催予定の表現学会全国大会(山口)は、現在のところもちろん開催予定ですが、どうなるか予断を許しません。情報に注意しましょう。

 まあしかし、東京のキー局は、関西での発症には比較的冷静な報道だったのに、首都圏で出た途端に、該当する学生がどの電車に乗ってどこを歩いて…、などという足どりを地図やロケで再現するなど、まるで犯人の逃亡経路を追うような詳細な報道ですね。首都圏に集中する人口を考えればある程度止むを得ないのでしょうが、現金なものです。 

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6.0教育・研究」カテゴリの記事

コメント

感染した女子高生の体温などを詳細に報道していましたが,
さすがにそこまで発表するのはどうかと思いました.昭和天皇かよと.

投稿: 真面目な軟派師 | 2009年5月23日 (土) 11時19分

 ある意味でVIP待遇ではあるね。確かに昭和63年下期は、ニュースの最後にかならず「天皇陛下のご容体」が伝えられたのを思い出す。懐かしいね。

投稿: まるよし | 2009年5月23日 (土) 11時25分

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