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2009年8月27日 (木)

サッコの辱めをどうしてくれるの?

 ここんとこ、「伊藤咲子 芸能界追放」なんてキーワードで検索してこのブログを訪問される方が多数。なんでまたそういうことになっているのかと思って、わたしも検索してみると、事情が分かった。なかなか頭かかえる事態だ。

 このような記事が公開されていた。

  『内外タイムス』「肥留間正明の芸能斜め斬り 落ちるべくして転落したのりピー」
  http://npn.co.jp/article/detail/37017872/

 今話題ののりピーに関する記事なので、かなり多数の人が読んでいるようだ。ここでサッコさんがひきあいに出されているわけで…。この記事から引用していこう。

清水健太郎、伊藤咲子、北公次、高部知子など一時代を彩ったアイドルたちのまさに転落を記した特集だったが、一世を風びしたアイドルたちが自らの甘えから転落した軌跡だけに、とても印象に残っていた。そしていま、酒井法子容疑者の覚せい剤事件を目の前にすると、のりピーは上記のタレントたちの転落した原因をすべて持ちあわせている。

 とある。この四人が「転落」した事情は、わたしもそれほど詳しく知っているわけではないけれど、まあ報道された程度のことは頭にある。ただ、他のお三方には申し訳ないが、サッコさんがここに並ぶほどのことをしたのかなあ。少なくともサッコさんは触法行為はしてない(はず)。 
 もちろん、サッコさんのアイドルとしての人気がある時から急落し、またテレビ出演などがほとんどなかった時期もあったのは、事実だ。これを「転落」というかどうかは、解釈と表現の問題だから、ここの記述が虚偽とは言わない。
 この四人の名が並んだのは、のりピーが「上記のタレントたちの転落した原因をすべて持ちあわせている」ことを示すためだから、サッコさんが違法もしくは著しく倫理にもとる行為をした、と記事が言ってるわけではないんだが、なんかそんなダークなイメージを与えてしまいかねない。
 のりピーの持ちあわせた原因のうち、今回の薬物所持(使用)は清水さんや北さんの部分で、

(野島伸司氏と)「ひとつ屋根の下」で同せい生活を始めた彼女は、公表できないほどガチガチの写真を撮られていた。

 というのが高部さんの部分てことになるだろうね。
 では、サッコさんと共通するのはどこ?

家には1円も入れたことがないという典型的なヒモの高相容疑者とでき婚。一昔前なら伊藤咲子のように芸能界を追放されるのだが、今ではでき婚も「おめでとう」の世界に変貌。見事に清純派ママドルに変ぼうした。

 ここでご丁寧にも、サッコさんだけが再び名前を挙げられておる。これでは、サッコさんが昔ヒモ男とできちゃった結婚して芸能界追放された、としか読めんではないか。だが、わたしはそんな認識も記憶もない。ファンの端くれであるわたしは、世間一般よりはサッコさんに関する知識があると思うが。
 あるいは、「伊藤咲子のように」は「芸能界を追放される」だけに係るんだろうか。そうだとしたら、書きようがちょっと…。この位置に名前を出さなくても、と思う。それに、そうだとしても、文句はある。

 サッコさんのアイドルとしての人気が急落した主因は、城みちるさんとの交際を公表する、という当時のアイドルにとってのタブーを冒してしまったことだろう。元々が花の中三トリオなどに次ぐ二番手・三番手の位置にいたこととか、中原理恵さん・渡辺真知子さんのような(サッコさんとポジションが重複する)若手実力派シンガーが台頭してきたことなども、影響していた。
 その後、プライベートの事情による仕事上のトラブルがあったようにも聞いているが、これはわたしも詳しく知らない。大きく報道もされなかったと思う。それで、サッコさんをテレビで見かけることもなくなった。サッコさんはステージトークで、「これだけ生きてきたらいろいろ経験したし…」と照れながら言うのみだ。

 これをもって「芸能界追放」というんだろうか。
 「追放」という概念も、何をもってそう言うのか、曖昧ではある。芸能界のドンか何かがいて、「そのほうを追放する!」などと宣告するわけではないから、仕事ができなくなる状態を名づけて「追放」と言うんだろう。
 しかしサッコさんは、アイドルとしての旬を過ぎた後も、レコードを続けて出す時期と暫く出ない時期とが交互に繰り返されはしたが、ともかく細々と歌い続けた。ステージもこなした。映画やドラマへの出演もあった。確かにアイドル全盛期に比べればつつましい活動だったが、数多いプロ歌手のなかには、もっと地道な方もたくさんいるだろう。「芸能界追放」とするのは、不自然な気がする。

 そして、結婚に関しては明らかにのりピーと異なる。
 サッコさんの前のご主人は立派な実業家であって、ヒモ男ではない。ましてできちゃった結婚でもない(サッコさんに実子はいない)。
 結婚を機に、ご自身の意志で歌手を休業することを決意し、お別れのディナーショーも開いてけじめをつけている。そうやって休業している時期にも、数は少ないが単発のテレビ出演やステージもあった。
 ここまでのサッコさんに関する経過、もし間違っていたら訂正しますので、詳しい方、教えてね。 

 また、サッコさんをのりピーと同類の側におくような記事ではあるが、言うまでもなく、サッコさんは薬物などとは無縁な永遠の健康娘だ。今でもジムに通って、体を作り体型を維持している。ボイストレーニングにも励み、しっかりと努力しておられる。
 そしてむしろ、今回のたてつづけの芸能界薬物汚染報道について、ご自身のブログで珍しく厳しめの苦言を呈しておられる。サッコさんその人が、芸能界の厳しさに曝され、乗りこえて今があるわけだから、その言葉には重みがある。
(追記・伊藤咲子の復帰後の活動や楽曲に関する記事は、以下のカテゴリーにあります。1.0サッコ 1.2  サッコライブ 1.5  サッコ私的解題 また、伊藤咲子の最新情報は、伊藤咲子公式サイト(他サイトです) をご覧ください)

 わたしもファンだからといって、サッコさんの全てを無批判に受け容れるつもりはない。けれど、今回のようにサッコさんのイメージがいたずらに悪化する可能性は、やはり見過ごせない。
 誤解を生みかねない記事は残念なことだね。 

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1.0サッコ」カテゴリの記事

コメント

まるよしさん 
随分お久しぶりです。
 ここのところ同僚が3人もリストラで辞めて、仕事が集中。とんでもない状態になっていました。ここ数ヶ月は落ち着き、お陰さまで出張なども出てきました。
 ブログやらサッコの応援やら凍結状態ですが仕事は少し良化してきたようです。
 本題ですが、本件、ビックリしています。サッコが何で追放なのか? ちょっと待って!! と言う感じ。
 のりピーと同じ扱いは辛いですね。根拠がよく解らない上に、麻薬とアイドルの恋愛を比喩に使うやりかたは、腹が立ちますね。
 こういうやり方の連中は、この紛らわしさがお得意なわけで、自分の文筆家としての? 力を最大限発揮していると勘違いしているのでしょう。私的には、お馬鹿な、哀れなヤカラ扱いをさせて頂きましょう。

投稿: はっちゃん | 2009年9月16日 (水) 18時53分

※ 上記コメントは、当ブログの都合により、一部文言を削除・修正させていただきました。ご諒承ねがいます。

 サッコさんがアイドルとしての地位を失ったのは、たぶん複合的な原因であって、例に挙がっている他の方のように、降って湧いたスキャンダルで一気に転落! という感じではなかったように思うんですけどね。
 少なくとも二回も名前を出されるほどのりピーと共通しているのかなあ、と。

投稿: まるよし | 2009年9月16日 (水) 20時19分

確かに私も同じ印象でした。じわじわ降下して行きました。気が付いたら居なくなっていたという感じでしたね。サッコの場合スキャンダルと言っても、今となっては過去のお話ですが、この寒いネタは、ホント記事を書いた人のレベルの低さが伺えます。彼女の場合は地すべり的事故でしょう。イルカのお兄さんのファンからの突き上げと、ご自分のファンからの嫉妬という見えない攻撃だったのではないかと述懐しております。上手くは表現できないのですが、お亡くなりになった両先生達の操縦から外れてしまった制御不能状態に陥ったのではないかと推察しております。自分も似たような経験があるのですが、若きアイドルだったゆえ仕方の無い部分があったと思います。でも転落という表現は余にも不適切であると声を大にして言いたい所です(怒)。

投稿: はっちゃん | 2009年9月17日 (木) 21時07分

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