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2010年5月 1日 (土)

くらぶ年度初め総会

 体育祭を五月中旬から四月下旬に移したりしたら、準備や練習時間(といっても練習は応援合戦しかしないのだが)が足らず、苦しいのではないか、という懸念はあり、実際にそういう面もみられたけれど、一つよかったことは、黄金週間のとっかかりになったので、保護者や卒業生の来校が飛躍的に増えた、という点である。
 わたしは病気の加減で、昨年度の体育祭にはでていないが、今回出てみてそのことに驚いた。
 そして、まるよしくらぶの総会も、図らずも体育祭の当日に重なることとなった。

 千葉エディションもあったので、通例では三月に行う総会を黄金週間に開くこととし、当初は終盤を考えていたのだが、五連休はまとまった旅行などにあてたい、という卒業生の希望もあって、4月30日の開催とした。
 USJ支社長はずいぶん張り切って朝から出てきたので、わたしの自宅まで来てもらって、彼のクルマで学校に出た。研究室のパソコンの面倒を見てもらったりしながら、時間を過ごす。明日は仕事は休みだがメーデーに出なければならない、と言う。メーデーは今でも五月一日にやっていたのか、と思う。わたしの所は準公務員だし組合も正式には組織されていないので無縁だ。
 USJ支社長に催促されるかたちで、帰郷していた千葉支社長もやってきた。三人で改修成った本館校舎を見て回ったりした後、一旦昼食に行く。
 戻ってからは午後の応援合戦とデコレ紹介を見るため、いよいよグランドに出る。わたしにとっても久しぶりの体育祭で、今年はリハビリゆえ、軽装ではあるがジャージには着替えていない。これで勘弁していただく。しかし昔に比べてジャージで出ている教員が増えたもので、これは好ましい。両支社長は、人波を掻き分けて、しかるべき先生に挨拶に回っている。特にUSJの方は、ご迷惑をおかけしなかった先生の方が少ない、というありさまなので、忙しい。わたしも担任した卒業生に何人も会い、挨拶される。

 
 夕方になると、研究室にあの非文化少年がやってきた。USJとは初対面であるが、人見知りするような両名ではないので、安心だ。この時点ではまだ非文化少年の本領は発揮されない。
 集合時刻になっても乙男が姿を見せない。彼はスィーツ好き占い好きでメールに絵文字が多い乙男のポジションなので、そう呼んでいる。岡田将生にも似ている。電話で催促すると、友人と集まって何やらよからぬことを教えられていたようだが、これで今回の参加者が揃う。USJ支社長のクルマに全員が乗って拙宅に移動する。わたしを残して他の者は買い出しに行く。
 経験を積んできただけあって、買う物の量や種類も妥当なものになってきたようである。食べ残すにしても保存のきくものにしてくれないとわたしが困るが、これもまあいい線をいっている。わたしは神戸から取り寄せた牛肉(もちろん神戸牛)を焼いて振舞う。以前はいろいろ手料理も用意したが、もうできなくなったので、せめていいものを食べさせようと思う。
 USJは前から頼んでおいた、自宅の無線LAN設置のための機器を買ってきてくれ、それの設定もやってくれる。

 
 千葉エディションと同じく、非文化少年の進路と思想が主な話題になる。何を話題にしても、結局彼が口を挟むので、そこに行き着くのである。それなら、と会社でリクルーターをしているUSJの指導の元、非文化少年が大学編入の面接を受けるときのリハーサルを試みる。
 非文化少年は現在の専攻とは全く畑違いの学科に行こうとしているのだから、なぜ専攻を変えるのか、必ず訊かれるはずだが、これが簡潔に答えられない。すぐに「日本の国をよくするためには」とか「諸外国の脅威に対抗して」とか大言壮語になってしまう。そういう誰でもがぶてる演説ではなく、彼にしか語れない言葉を面接官は訊こうとするわけで、それにはもっと地に足の着いた描写をしなければならないのだが、彼の口からは上滑りで抽象的な説明しか出てこない。
 それでも時間をかければ本音も出てくるからそのなかで有効そうなものを抽出し、書き出して整理すると、やっとおぼろげに輪郭がみえてくる。しかしそこまで親切に面接してくれる大学もないだろう。
 乙男の指摘どおり、非文化少年は基本的には他人の話を聞かない。聞く、というのが聴覚的に音を感じることではなく、相手が言わんとしている意図や趣意をくみ取ることである、というのが分かっていないのである。だから話に出てきた単語に反応して勝手に話題を換えたりする。そういうところを直さないと、ほんとうのコミュニケーションは難しいだろう。
 そういえば、千葉エディション当時浪人だったメンバーは今日は来ていないが、あれから愛知で仕事を始め、めでたくみそかつ一宮支社長となった、と言いたいところだが、あまりめでたさを祝う気になれず、今回も話題にのぼり、皆が心配した。仕事の契約内容がどうも不透明で、こんなのでやっていけるのか、と首を傾げざるを得ないのである。彼もまた、ありのままを曝け出して意見を求める、ということに慣れていないようで、中途半端に情報を出すので、こちらは面食らう。
 こういうコミュニケーションの難点は、まるよしくらぶの標準なのかもしれないが、こういうのは各自克服する方がいいだろう。
 

 箸が止まってきたので、甘いものを、と思い、やはり神戸の菓子店から取り寄せたワッフルを冷蔵庫から出す。いろいろな味が詰め合わせられていて、乙男は大喜びである。
 しかし、時間が残り少なくなった。メーデーのためUSJが帰らねばならない。彼のクルマで全員が来ているのだ。早く就寝せねばならないわたしはその方が好都合ではあるが。
 時間は短めだったが、内容の濃い総会ではあった。

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