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2010年7月 9日 (金)

教師七つ道具(7)~ どこでもホワイトボード

 七つ道具の最後を飾るのは、わたしが一番驚き、また愛用し続けているアイテムである。

 その名も、「どこでもホワイトボード」(【コーワライティングシート】人気番組、トレンドたまごで紹介されました!!どこでもホワイトボ... (左記リンクは、『楽天市場』の当該商品ページのものです。購入もできます)である。
 これがあれば、授業を画期的に、しかしアナログな手段で、変えることができる。実際そのように使っている。

 これは、ホワイトボードのようにマーカーなどで文字が書ける白いシートである。しかも、静電気を帯びさせていて、セロテープ・マグネットなどを使用することなく、壁面などに貼り付けることができる。
 単純に、予めこれに文字や図表を書いておいて授業に行けば、書く手間が省ける。
 いや、その場で書いても予め書いても書く手間は同じだ、と思うかもしれないが、授業の展開によっては、黒板に文字を書く時間が間延びしてしまう、という場合もある。もちろん、書いている間合いが適度なめりはりを授業に与える場合もあるので、その場で板書する方法も適宜用いればよい。わたしもそのように使い分けている。
 それに、もっと下世話なメリットとしては、複数のクラスで同じ内容の授業をするとき、板書の手間がかなり省ける、ということもある。これももちろん、前述の間合いが活用できるときは、五回でも十回でも繰り返して書けばよいし、わたしもそうしている。要は、これに甘えて授業のリズムまで狂わせたりしない、自覚的な使い分けができればいいのだ。
 黒板に貼り付けるだけなら、マグネットで紙を止めたり、マグネットシートを用いたりすればいい、と思うかもしれない。しかし、前者は結構授業時間をロスするので、何のために事前に書いていったか分からない。後者は思いのほか嵩張るし、重いので、一回の授業にあまりたくさんは持っていけない。その点、このどこでもホワイトボードであれば、一瞬で黒板にくっつくし、紙のような薄さであるため折り畳んだり丸めたりでき、持ち運びも楽だ。剥がすのも簡単である。

 ただ、使っているうちに問題点も見えてくる。
 まず、静電気が劣化するということである。何回か貼ったり剥がしたりするうちに、くっつきが悪くなってくる。学生が見ている最中に剥がれ落ちたりするとよろしくないので、複数クラスで使用する際は注意が必要である。また、同じ内容だから、来年度も使おうと保存しておく、などということもできない。一回限りである。
 それから、表面に光沢があるので、学生の机の位置によっては、表面が反射して文字が読みにくくなることがしばしばある。特に、折り目がついたりして表面に凹凸が生じると、それが顕著になる。だから、広げた状態で保管しておかないといけない(一番簡単なのは、教員室の壁に貼り付けて保管する方法である)。
 これらを解決するためには、どこでもホワイトボードに直接字を書かず、字を書いたトレーシングペーパーなどをどこでもホワイトボードに貼り付け、それを黒板に貼り付ける、という方法をとればよい。長期保存するのはトレーシングペーパーの方だけとし、どこでもホワイトボードは使い捨てとすればよいのである。静電気の劣化でくっつきが悪くなってきたときも、どこでもホワイトボードの方だけを交換すれば、書きなおす必要もない。
 しかし、ひと手間余分にかかってしまうことは否めない。できれば、静電気があまり劣化しないような工夫を施したり、表面のつや消しを施したり、などの改良を加えてほしいものである。
 それから、黒板がチョークの粉などで汚れている場合は、くっつかなくなるので、これも注意が必要である。やはり適宜マグネットとの使い分けをしなければならない。

 わたしが授業で重宝する場面は、やはり学生に何かを問いかけておいて、その答えを一気に(視覚的に)示したいようなときである。
 それと、文章の段落構成の学習(段落整序の演習問題など)のときも便利だ。段落ごとの内容をシートに書いて黒板に貼り付けておき、それの場所を入れ換える、という操作ができる。これは板書では不可能だし、マグネットシートでは重労働になってしまう。
 あるいは、画鋲を刺したりセロテープを貼ったりできないような壁面に掲示したいようなときも、便利に使えている。

(下の画像は、『楽天市場』の当該商品ページにリンクします。購入もできます)

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