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2010年12月20日 (月)

看板つっこみ(27)~ クイズなのか呼びかけなのか

 バス停にこのような立て看板を見た。やっぱり違和感があるので、写真に収めた。誰のことを訊いているのか? ということである。

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 タバコと空カン という言葉には時代を感じる。恐らく、三十年から四十年前から使われているのだろう。
 一、二、三、とそれぞれ信号の三色で書き分けられているのも、この順に望ましい、ということなのだろう。

 それは分かるが、やっぱり引っかかるのは、という人称である。
 看板を立てた人のことを指しているのだとすれば、こんなことを言うくらいなのだから、三、に決まっているだろう。一、だったらシュールだ。
  が看板を見る人を指しているのなら、ちょっと厄介だ。相手の基準での人称をとって、二人称に を用いたり、一人称を お母さん とか 先生 とかにする。これは子供相手の際の日本語的な配慮だが、これでは看板を見る人を子供扱いしていることになる。
 最初から子供向けの看板なのか、とも考えたが、子供が 一、だとしたら、別の問題が生じるだろうし、バス停に立てるのは不適切だ。

 一体どういう経緯でこういう文言になり、ここに看板が立ったのか、知りたいものである。

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 『まるごと とれたて 日本語談義 -ラジオ番組『高専ライブ』で語ることばの話-』
 桐島周 2016 勝木書店 定価1500円(税込)
 
ISBN: 978-4-906485-09-3 
 (桐島周は、まるよしのペンネームです)

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  http://www.katsuki-books.jp/ (書籍検索から)
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