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2011年1月10日 (月)

くらぶ平成22年末総会

 今回の総会は、「盛大」と言っていいだろう。支社を構えている者も帰省してきて参加してくれたのである。

 今回の主眼は、乙男と非文化少年の成人を祝うことであるが、みそかつ一宮支社が急遽撤収することになったので、その打ち上げ、そして暮れになって「まるよしの酒解禁」も加わることになった。いろいろとけじめがある。
 まあ新成人も厳密に言えば同じく酒解禁なのだが、ともかく、わたしが再び酒を飲むときは、まるよしくらぶで、と決めていたので、以前誕生祝いにいただいたまま栓をあけられなかったワインを開けることにしよう。

 15時頃に、浪人、と今まで書いてきたが、やっと本格的な住み込みの就職が決まったので、浪人ではなくなる。これからは「牧人」と呼ぶことにしよう。その彼が一番に拙宅にやってきた。続いて非文化少年である。暫く三人で歓談した後、カラオケに出かける。
 今までi-podの画面ばかり見つめて曲選びに専念していた非文化も、今回は比較的ひとの歌をちゃんと聴いて批評などしているのは好ましい。あくまでも比較的であるが。

まるよしの歌唱記録

「ひまわり娘」伊藤咲子 +5(オクターブ下げ) … この日の機種は+-5までしかキーが上下しないので、このキーとしたが、本当は+6にしたいところ。調子は悪いが、発声練習にはちょうどいい曲。
「ブルースカイブルー」西城秀樹 -1 … 一度歌ってみたかったゆったりとしたダイナミックな曲で、気持ちいいのだが、やはり声の出がいまひとつ。
「青い地球」ささきいさお 0 … 非文化少年のハンドル変更を祝った曲である。TVアニメ『銀河鉄道999』のエンディングテーマ。
「名刺」さだまさし
-1 … わたしの定番曲。特に12月のカラオケには欠かせない裏クリスマスソング。歌詞の「ポケベル」は「ケータイ」に替えて歌ったが、これはさださん自身がステージでもそうしているのである。
「ラブリー」小沢健二 -3 … 十年以上前にはカラオケで必ず歌う曲だった。学校祭のステージで歌ったこともある。久しぶりに歌ったが、リズムについていけたのはよかった。これは牧人の就職祝いのつもりで歌ったのであるが、本人を含め誰も気づかなかったろう。
「津軽海峡・冬景色」石川さゆり +5 … 東北新幹線全通に対応した改訂版歌詞で初めて歌う。わたしのなかで四度めの改訂である。
「ある女の詩」美空ひばり +4(オクターブ下げ) … 薬を飲んでいる間は、うまくビブラートがコントロールできなかったので、この曲は歌えなかった。ものすごく微妙なビブラートのかけかたをする歌なのだ。治ったら歌いたいと思っていた曲である。どうにか満足いく出来とはなるが、まだ研究が必要。
 この他、牧人が入れた
「別れても好きな人」ロス・インディオス&シルヴィア については(なんでこんな曲を知っているのだ)、シルヴィアさん追悼のつもりで、女性パートを歌った。

 カラオケの途中で乙男が合流する。もう終盤なので、彼に二曲歌ってもらったところでおひらきとする。
 拙宅に戻ってみると、既に千葉支社長が到着していた。皆を買出しに送り出す。

 いよいよメインの食事会が開宴する。
 乾杯で、わたしのグラスにワインが注がれる。夜更かしも解禁なので、終わりはかなり遅くなることが予想され、クルマで来ているものも、十分冷ます時間がある、ということで、体調不良の者を除いて、皆酒をグラスに入れる。
 四年ぶりの酒をちびりと口にする。これまで、ノンアルコールの酒ばかり呑んでき、この四年でその種の飲料はめざましく進化した。が、やはりホンモノには及ばない。元々ワインが好きなので、すばらしく重みのある味を愉しむことができる。
 それにしても、ワインとは、アルコール臭がこんなにきつい物であったろうか。消毒用のアルコールのようなつんとした匂いが鼻につく。他の者に訊いてみると、そんなことはなく、普通のワインだ、と言う。やはり、長い間全く口にしていなかったアルコールに、身体が敏感になっているようだ。予定どおり、一杯だけにしておこう。
 その後、ノンアルコールのワインを同じグラスに入れて飲むと、甘みと酸味が絡まって、ケチャップのような味わいになる。不思議なものだ。

 非文化少年は、洗濯のし方をやっと教わった、と嬉しそうである。全自動の洗濯機に感動し、三種の神器の時代に比べて便利になった、などと言っている。こういう、本で読んだだけの知識と自分の乏しい経験とをいびつに結びつけて類型的な結論を出すのが、彼の悪い癖であるが、ちょっとだけ文明に近づいた。
 まだ洗い終えた物を干すというような高度な技は身につけていない。三カ月あまりでどこまでできるようになるかである。

 焼肉その他の料理を食べていくが、皆のペースはよい。食欲があるというのは健全である。土産を手にして来た者も多く、食卓は賑わい、話は弾む。
 ひとしきり食べて腹がいっぱいになったところで、箸休めのスィーツタイムとする。神戸から取り寄せた幻のプリンである。これを口にすると、全員黙ってしまう。ほんとうに美味しい物を食べると、何もコメントが出なくなるのである。取り寄せたかいがあった。

 一年のしめくくりでもあるので、まるよしくらぶ版「今年の一字」を考えることにする。各人の今年一年を振り返って、漢字一字で表す、というよくある趣向である。
 わたしの漢字は、「」にした。病気の寛解もあったし、これまで書いてきた文章を本にまとめることで、一つの答を出せたような気がするからである。他にもこじつければ何かありそうだ。
 千葉支社長の漢字は「」である。社会人も二年めとなり、責任ある仕事を任されることも多くなったのである。失敗して責められたりしたこともあるのかもしれない。
 牧人は「」を挙げた。性に合わぬ仕事に就いて必死で頑張ってきたが、思うような結果が出ず、方向転換を余儀なくされた。福井と一宮の間もかなり往復したようである。
 乙男は「」の字である。生活が混沌として勢いで乗り切らないといけなかったのだ。おかげで、わたしの授業でも最も欠席が多いのが彼である。新年は改善されることを期待したい。
 非文化少年は迷った挙句、「」を選ぶこととなった。エディションで彼としては珍しく二回も旅をしたし、受験のための旅を経て九州へ旅立つことも決まった。列車の乗り方も上達したのではないか。
 こういう試みはなかなか面白い。欠席者の「今年の一字」もぜひ聞かせてほしい。

 夜中三時近くなって、翌日予定のある者などが帰っていく。ごろ寝で宿泊したのは、牧人と非文化少年である。
 朝食に残りのピザを三人で分けて食べると、用意した食べ物がきれいになくなった。かなりこのあたりのスキルが極められてきた。おかげでわたしもすっきりと新年を迎えることができる。

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