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2011年5月16日 (月)

看板つっこみ(30)~ 込み入った訳

 わけあり商品 という言葉はよく見るようになった。傷があったり見本展示されていた品であったりして、通常より安く売るもののことである。

 そのバリエーションなのかどうか分からないが、こういう表記を見た。

108231790

 右の 訳がある商品 というのは、単なる わけあり商品 とは異なるのであろうか。わけあり というところまで固まっていない、つまり類型的でない相当な事情をはらんでいるのかもしれない。

 さらに想像力をかきたてられるのは、左の 訳あって商品 の方である。
 商品として何かわけがあるのではない。そもそもこれが商品になった経緯が、複雑なのである。一筋縄に表記できないような深いわけがあるのにちがいない。人の死、会社の倒産、一家離散、夫婦喧嘩、子供の喧嘩、地震、山崩れ、強盗、火事、質屋、…、いくらでも想像は拡がるのだが、元の持ち主に何があって、それがどう廻り廻って店主の手に渡ったのであろうか。
 店に入って詳しいわけを訊きたくなるではないか。

※ このカテゴリーの記事のように、まるよしの楽しい日本語の話を満載した本、ぜひお手に取ってお読みくださいね。

 『まるごと とれたて 日本語談義 -ラジオ番組『高専ライブ』で語ることばの話-』
 桐島周 2016 勝木書店 定価1500円(税込)
 
ISBN: 978-4-906485-09-3 
 (桐島周は、まるよしのペンネームです)

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  http://www.katsuki-books.jp/ (書籍検索から)
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167071880

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