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2011年6月 3日 (金)

間に生きる

 極端にはしるのは、自分もしんどいし、傍迷惑にもなりかねない。
 だから、わたしは間(あわい)を好む。どっちつかず、中途半端との誹りを受けかねないが、うまくすれば両方のいいところを取って止揚できる。

 どういう間か、具体例はいくらもある。内省すると、「間」はわたしの生き方そのものと言ってもいいくらいだ。

 勤務先は高校ではなく大学でもなく、しかしそのどちらでもある学校。さまざまな誤解を受けることが多い。

 職業は、研究者でもあり教師でもあり、双方が相半ばする。かつて所属していた学会でも、研究と教育とを結びつけるようなところをやっていた。それが持ち場だと思っていたから。しかし退会した。その学会の機関誌が、「研究論文」と「実践論文」とを明確に区分することになったからだ。大規模な学会だから、別にわたしに含むところがあってそうしたわけではないと思うが、居場所がなくなった。こういう研究姿勢を快く思わない人も多いのだろう。

 研究者としての専門分野は、文学のようでもあり言語学のようでもある分野。しかもわたしは、数値化して統計的にデータをとって文章分析したりする。文系のような理系のような。まあ文系なのだが、考え方が理系的だとよく言われる。論文も縦書きのものと横書きのものと両方ある。

 ローカル線は退屈だが幹線は旅情がない。亜幹線がちょうどよい。でも最近の新幹線(東海道を除く)はけっこう渾沌としてきたので、面白くなってきた。

 路面電車は最高である。電車のようでクルマのようで。

 普段の移動手段は、クルマほど横着でなく、徒歩ほど地道でない。人力だけであれほどのスピードがでる器械を発明し、発達させてきた人々は、えらい。

 だから移動手段はエコである、と言いたいところだが、わたしのは電動なので完全なエコになっていない。自転車のようなバイクのような。

 住んでいるのは、ど田舎でもないが、さりとて都会でもない町。実家や出身大学からの距離も遠すぎず近すぎない。日帰りはしようと思えばできるが、おいそれとは出かけられない。

 金持ちではないが、さほど貧困でもない。宝くじも、大当たりはしないが、ちょくちょく小当たりする。

 男らしい男や女らしい女よりも、中性的な感じが好き。

 好きな歌手は、女性でもさっぱりした気性ならびにキャラの人。男性でも親爺くさくもがさつでもなく、優しげな人。アイドルのようでもあり実力派シンガーのようでもある。演歌的でもありポップスにも聞こえる。そんな感じがいい。

 肥満体と言うほどでもないが、ウェイトオーバー(困ったことに、@NIFTYのタイムラインサービス終了に伴い、「ウェイダウンダイエット記録」タイムラインは今月末をもって公開を終了せざるを得ません)

 完全な健康体ではないが、病気でもない。

 体に障害と呼べるほどの障害はないが、五体満足でもない。

 幸せも中くらいなり。 

 
 まあ、例外は味覚ぐらいだな。甘いなら甘い、辛いなら辛い、とはっきりしてほしいのである。だし巻きは京風でないと嫌。

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