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2011年8月22日 (月)

サッコの郡山キャンペーン 上

 8月13日にイトーヨーカドー郡山店に出かけた。
 新曲キャンペーンとして公式彩図でも紹介されていたので、もっと小規模なものかと思っていたが、これならライブに分類してもいいようだ。
 郡山という、東京から一時間半ほどの距離、そしてお盆休みということなので、たくさんの参加があるのかと思っていたが、ごく少数だった。それはそれでゆっくりできてよかったかもしれない。

 郡山駅からバスで十分ほどの所で降りたら、すぐ前にイトーヨーカドーが見えた。エントランスホールが会場というので、玄関を入ってみたら、すぐ特設ステージがあり、椅子が並べられていた。分かりやすくてよい。開演一時間前である。
 見回して、そこにあるはずの顔を探す。

 立ち話している隊長さんとマネージャーさんをすぐに見つけることができた。内灘の歌謡祭以来のライブ鑑賞となるので、当然マネージャーさんも一年ぶりであるが、このごろ徐々に恰幅がよくなってきた気がする。
 隊長さんには、今月末のイベントに参加するとかしないとかいろいろ言ってお手数をおかけしたことをお詫びする。

 さて、ステージはとみると、そこそこの大きさで、立入禁止のコーンなども整備され、仮設とはいえ、なかなかきちんとしているし、PAのスタッフや機器も万全に見える。
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 会場には、隊長さんの他、横浜からの隊員も来ていて、この方は現在のところ最も新しく入会された方だそうだが、歳はわたしより上である。
 隊長さんは地元で知り合いの目もあるから声は出せない、と仰有るし、新隊員はタイミングがまだよく分からない、と仰有るので、声の通らないわたし一人ではどうにもならず、今日のサッココールは断念する。あの人やあの人がいてくれたら、と何人かの顔がよぎる。

 サッコさんがマネージャーさんに率いられ、ステージ脇のテントに入っていくのが見える。こういう場所のライブでは、控室から一般の買物客が行き来する通路を通ってくることになり、まあトップアイドルならたちまちパニックになるところだが、サッコさんではさすがにそうはならない。にしても、ちょっと無防備な気がしないでもない。掃除のおばさんか何かに変装して来た方がいいのではないか、と心配になる。
 百人分はあるステージ前の席はいっぱいになり、立ち客がとりまいている。吹き抜けになっている二階にもずらりと人が並んだ。港南台の時を思わせる盛況である。さすがに吹き抜けの三階には人はいないようだ。
 第一部の開演二分前くらいに、男性司会者がステージに現れた。この人は、ラジオ福島の鏡田辰也アナウンサーである。この第一部の途中、ラジオの生中継が入る関係で、この方が司会となったようである。地元では知られた方なのだろう。写真撮影はOKだが動画はだめ、といった注意がある。

 定刻、まずは「ひまわり娘」(オリジナルバージョン)でサッコさんが登場した。紅色のドレスの胸元が危うい。サッコさんの声の調子は上々のようである。前の席で聴いているためもあろうが、伴奏のカラオケがぎんぎんと響く。が、サッコさんも喉でつばぜり合いをしている。マネージャーからの情報があったか、サッコさんの視力の威力か、1コーラスめ中盤には、わたしたちと目が合ったようである。
 ステージ後ろの看板には、以前の公式彩図のトップに使われていた写真が使われている。五年前のサッコと今のサッコのコラボである。使用前・使用後のような感じがしないでもないが、今のサッコの方が綺麗さは増していると思う。しかしもう少し新しい写真はなかったのかと思う。
 花になりたい~~ のフェルマータの後、それが が出るタイミングもカラオケとぴったりで、好調を感じさせた。 
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 「ひまわり娘」が終わり、鏡田さんが出てくる。二人で軽妙な掛け合いになる。鏡田さんは「サッコ世代ど真ん中」で「サッコのベストCDをもってい」て「広島出身」とのことで、サッコのヒット曲にも詳しいようであった。後で調べると、鏡田さんはわたしと同学年であった。
 「広島出身」というのは、サッコさんが広島出身のあの方と噂があった、というところで絡んでくる。サッコさんが、あっさりと交際していたことを話し、今もつきあいがあることをあっけらかんと言うので、鏡田さんは少々驚いたようである。
 また、声がよく出ている、ということにも感心しておられる。アナウンサーが言うのだから、かなりの声量なのだろう。サッコさんは、アイドル時代は我流で声を出していたけれど、復帰後は基本からやり直すために、ボイストレーナーの先生に付いている、と話す。これにも鏡田さんは大仰なリアクションを返してくれる。
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 次に「木枯しの二人」、会場は皆手拍子で盛り上がる。奪われないように~ で隊長さんの口だけが「サッコォ」と動いている。
 後奏が途切れ、「昔の曲は短いですね」と言いながら慌ててステージに上がって来た鏡田さんが、「ひまわり娘」ではなくこの曲が最大のヒットであることに驚き、また紅白に一度しか出ていないことにも驚く。その一度だけの紅白では、キャンディーズら豪華なバックコーラスが付いてくれて、いい思い出になった、とサッコ。そして、頑張って三年後くらいにもう一度出られたらいいな、とも。ファンとしては三年と言わずすぐにでも、と思うが、まあこれは時の運だろう。
 そして紅白の歌唱曲「きみ可愛いね」となる。「女の歌」が出てから、なにか落ち着いた大人の歌手にイメージチェンジしちゃったのかなあ、と危惧していたわたしであるが、アイドルポップも相変わらず元気で、安心した。わたしも、声は出さないが、拳だけは上げておく。

 ここで、生中継の時間となるが、スタジオの予定が遅れ気味のようで、三十秒ほど待たされて始まった。
 主催者でもあるイトーヨーカドーの広報担当や専門店街の責任者の方が、このライブを含む夏祭りの説明をしていく。サッコさんは基本的に合いの手を入れるだけなので、あんまり電波に声がのらないのがもどかしい。説明に変な間が空いたときに、鏡田さんとサッコさんが一緒にずっこけたりしているさまも、ラジオでは分からないのが残念だ。会場は十分に沸いている。
 それでも、サッコさんの紹介はもちろんあったし、それに呼応しての拍手は精一杯しておく。広報の方が紹介するお買い得商品に、主婦の立場からいちいち反応するサッコさんがおかしい。
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 スタジオの方のゲストには佐藤B作さんなどもいたようだが、そっちの音声は会場ではあまり聞こえず、サッコさんとのからみもなかったのは、惜しい。スタジオのトークでは「乙女のワルツ」のタイトルが出たようであるが、それに呼応して、第一部では「乙女のワルツ」は歌われないことがここで明らかにされる。第二部に出し惜しみするのだそうだ。

 ライブに戻り、新しいシングルの話になって、まずはカップリングの「ひまわり娘」(童謡バージョン)、いつものように、いつか音楽の教科書に載ったら、と夢が語られた。
 そして、ラストの曲は「女の歌」である。これまでも、テレビで聴く方がCDよりもメリハリがあっていい、などと書いてきたが、それはライブだといよいよ顕著であった。サッコさんの歌詞解釈の一端も聞くことができ、それは当ブログで示してきた解題とも大きくくい違わなかったので、その点も安心した。
 「女の歌」が終わったところで、ライブ開始から四十分が経過していた。が、サッコさんのステージ上でのお仕事は、まだ終わらなかった。

につづく)

 

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コメント

さすが、まるよしさん、文才ありますねえ、羨ましい。
ていうか、お久しぶりです。
軽快なまるよし節、心地いいです。

投稿: KAZUKO | 2011年9月 2日 (金) 23時17分

 久しぶりのコメント、ありがとうございます。KAZUKOさんのブログにも期待しています。

投稿: まるよし | 2011年9月 3日 (土) 06時19分

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