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2011年12月27日 (火)

今年も大詰め

 いよいよ今年最後の記事投稿となる。

 今年がまるよしにとってどういう年だったか、とふり返ると、まあそれほどエポックメイキングなことはなく、比較的平穏だった、と言えよう。病気はほぼ寛解し、大きな怪我もしなかった。
 ただ、精神面でなかなか厳しいことが続いたのも事実だ。

 それは、学生との信頼関係の根本を揺るがすようなことが相次いで起きた、ということである。
 内部情報も含まれることになるので、あまり詳しい話はできない。が、今年の春、京都大学で起きたケータイを駆使したカンニング事件をご記憶であろう。所属校もわたしも、ああいう流れの蚊帳の外ではいられなかった、ということで、いろいろとお察しいただきたい。
 学生にとっての試験というものの意識が変わってきているのかもしれないし、さまざまな情報機器の発達により、われわれも試験のあり方を考え直すことを迫られているのかもしれない。検索すればどこかに情報が転がっている、という状況のなか、学生が自分で考えるより先にどこかにある正解を見つけてこようとする風潮になるのは、避けられないことなのだろう。
 どこまでを不正行為と見做すべきなのか、という点も、われわれは考えておかなければならない。今まで想像もしなかったケースというのが散見する。
 それは試験だけではなく、レポート・作文といった提出課題にも及んでいるわけである。横着者が得をしないような課題設定と評価基準を用意しなければならないし、それ以前に横着を働かないような人間教育が必要である。それがどうあるべきか、それこそ正解がどこかにあるのか、探したいような気分だ。

 しかし、嘆いてばかりいてもしかたがない。新たな時代に入りつつあるのだ、という意識をもち、どのように学生との新たな信頼関係を築いていくか。それを来年はじっくり考えていきたいものである。

 読者の皆様の身辺はいかがであろうか。よいお年をお迎えください。
 

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