看板つっこみ(34)~ プレデター出現か
外来語というのは、独特の語感をよび起こすものである。
それが些細に誤っているだけでも、その語感に狂いが生じる。
どうだ。長音の位置がずれているというだけで、全く違う物のように読み取れてしまうではないか。
そもそもエレベータ(ー)という言葉が、インベーダーと似ていたり、エベレーターと言い間違いやすかったりして怪しい響きがあるのだ。もしエレベータの前に貼られていなかったら、わたしもエレベータのことだとは思わなかったかもしれない。
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『まるごと とれたて 日本語談義 -ラジオ番組『高専ライブ』で語ることばの話-』
桐島周 2016 勝木書店 定価1500円(税込)
ISBN: 978-4-906485-09-3
(桐島周は、まるよしのペンネームです)
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