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2012年12月 4日 (火)

オオサキプラザホテル お勧め(番外)

※ このカテゴリーの記事は、まるよしが実際に泊まっての印象をもとに記すのが原則ですが、このホテルに限っては宿泊した記憶が、夢ともなく現ともなく、どうもはっきりしません。サービス内容などは、宿泊の季節や曜日・客室のランク・プラン・会員資格などによって異なることがあります。

 大阪の中之島にほど近いシティホテルがこのオオサキプラザホテル(左のリンクは同ホテル公式彩図につながります。宿泊などの予約はできないようです)である。シティホテルといっても、超高級というわけではなく、中堅どころでカジュアルさもあるようだ。近所にあるANAクラウンプラザとだいたい同じクラスと考えてよいだろう。外観もそっくりである。
 創業60周年を迎えるとのことで、今月からアニバーサリープランも売り出されている。

 まず、ロビーは正方形に近い形状で、そこに2階につながる大階段があるので、あまり広さは感じない。が、歩く距離が少ないのはよい。
 フロントに立っていた新人らしい色白の女性係員は、笑顔なのだがどこかぎこちなくわざとらしい感じがある。もう少し自然な応対をしてくれるといいと思う。
 ロビーではなぜか係員同士が私的な会話をしていることが多く、改善が望まれる。また、ロビーで過ごしていると、なぜか物陰から見つめられ本性まで読みとられているのではないか、という不思議な気分になることがある。そのように独特のムードを持っているロビーなので、それを体験するのも一興とは言えよう。そればかりか、何らかの悪事を働いた人間は、どこからともなく現れた、前髪を垂らして顔を隠し気味にした風采の上がらない小柄な青年にいきなり殴られることがあるので、注意が必要である。もっとも、悪いことをしていなければ気にする必要はない。
 ロビーにいるベルガールに、少々言葉づかいや語調のがさつな新人がいるようである。客をおいておいて変身ポーズなどしていることもあるこの人は、やたらに客のプライバシーに口を挟んでくる。それによって救われることもあるのだが、もう少しシティホテルらしい洗煉されたサービスをしてくれたら、と思う。もっとも、このベルガールはその後ブライダルに異動し、現在も好評を博している例のロビーウェディングを企画したという。さらに現在は社長秘書となったようだ。
 コンシェルジュ(公式彩図でもメッセージを掲載している水野さん)は俳優の城田優さんに酷似したイケメンであり、この人のサービスはかなりスマートだ。もっとも、案内のなかですぐにトルストイの言葉を引用するところがやや鼻につくのと、勤務中にロビーで堂々とベルガールを口説いていたりするところが難点である。
 また、ロビーの隅には「お客様の声」という箱が置いてあり、ホテルへの意見を投書することができる。こういうのは普通客室に封筒が置いてあってチェックアウト時にフロントに渡すものなのだが、珍しいやり方である。しかも、夜中にロビーに下りていった時、なぜか件の色白フロントガールがこの箱に紙を入れているのを見た。あれはどういうことだろうか。

 部屋は、シティホテルとしてはやや狭く、ツインでも30平米に満たないと思われる部屋がある。が、部屋タイプは多いので、予算や用途に応じて予約できるのがよい。室内は質素な感じにまとめられている。華美さがないのは好感がもてる。
 ルームサービスが夜中の12時で終了するのは残念である。簡単なナイトメニューだけでもいいので、24時間対応してほしいものだ。もっとも、融通のきくベルガールに当たり、12時過ぎにコーヒーを持ってきてもらった、という客もいると聞く。さらに柔軟な取り扱いを拡大してもらいたい。
 また、クラブフロアにはこのホテルの社長が住んでいて、そこに多数の女性が出入りしたりしているようであるが、妖しい関係ではなく、これらの女性は占い師らしい。この社長は気さくな人で、宿泊客にも気軽に声をかけてくれるし、客用のエレベーターで移動している。
 ただし、このホテルのエレベーターは、極端にスピードが遅い。エレベーター内でかなり込み入った会話を重ねても、いっこうに目的階に着かない。それが好都合な場合もあるが、もう少しスピードを上げた方がよいと思う。もしかするとエレベーター内をホテル側がモニターしていて、会話に一段落つくまでドアを開けない、というサービスをしているのかもしれない。

 レストランでも、疲れている客には研修生が肩を揉んでくれるなど、独自のきめ細かいサービスをしているのがよい。ただ、それらのサービスが恒常的・体系的でないのが残念である。
 ベーカリーショップで売っているあんパンは美味しく、毎日買いに来る常連客もいるほどだ。

 このホテルの宴会場の名はかなりユニークである。
 最も大きな部屋は「太刀の間」という。そういえば、先述の社長は俳優の舘ひろしさんにそっくりなのだが、何か関係があるのか。「羊の間」というのもあり、これは女優の吉田羊さんの名を思い出させる。「夏の間」は夏菜さんによく似たあのがさつなベルガールの顔が浮かぶ。「水の間」は特に芸能人の名前とは関係ないが、先述した水野さんが出てきそうな名だ。
 これらの宴会場では結婚披露宴も行われるが、このホテルの結婚披露宴には、なぜか花嫁の元彼がのり込んでくる確率が高い。何か対策を施してほしいものである。

 最後に、このホテルの彩図であるが、ホテルの紹介は充実しているものの、宿泊予約が彩図でできない。今どきオンライン予約のできないシティホテルなど、時代に取り残されていると言わざるを得ない。『楽天トラベル』その他の予約彩図にも、このホテルの名は一切見あたらない。
 また、飛び込みで宿泊しようにも、アクセスの案内もない。最寄り駅からのシャトルバスなどがあるのかどうかも不明で、そもそも最寄り駅がどこなのかが分からない。
 結局どうやっても宿泊しようがないので、いかにして収入を得ているのか、不思議なホテルである。経営不振により外資系のカイザーホテルチェーンに吸収される、という噂があるのも頷ける。
 だがそれだけに、是非泊まってやるぞ、という闘志が刺戟される。中之島界隈をさまよって探すなど、何とか方法を見つけて宿泊することをお勧めする。

 ともかく、現実感のかなり薄い、ドラマのような非日常の世界にトリップできるすばらしいホテルだと言えよう。公式彩図によれば、2013年3月卒業の学生の採用募集要項がまだできていないようで、その意味でも、のんびりしているというか、独特の時間感覚のあるホテルなのだ。

(下の画像は、同ホテルの公式彩図にリンクします。宿泊など予約はできません)

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※ もうお分かりの方はお分かりでしょうが、オオサキプラザホテルは、朝ドラ『純と愛』の舞台となっている架空のホテルで、この記事はフェイクです。お間違いのないように。リンクしている公式彩図は、NHKアーカイブスの中で模擬的に作られているものです。

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コメント

まるよしさん♪
やりますね。本物かと思って見てました。。。
破天荒な展開で楽しませて頂いていますが。。。
民放ならイイですがNHKとなると笑えます。
作家先生の力の入り方が違うような。。。
じゅんちゃん最後まで見てゆきますよ~

投稿: はっちゃん | 2012年12月11日 (火) 00時02分

 とうとう「カイザーオオサキプラザ大阪」に名前が変わってしまいましたね。これからどうなっていくんでしょうか。

投稿: まるよし | 2012年12月11日 (火) 07時55分

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