7.1  音楽

2010年5月 4日 (火)

母さんを客観視するのか。

 「かあさんの歌」(作詞・作曲 窪田聡)は、現代の日本人なら誰でも歌えるだろう。
 1番の歌いだしをちょっと口ずさんでみていただきたい。

かあさんが 夜なべをして 
手袋 編んでくれた

 みんなこう唄うだろう。わたしもそうだ。ところが、実はこれが間違いだ、という。
 窪田氏の原詞では、こうなっているのだ。

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2010年4月12日 (月)

「ともだち讃歌」の皮肉

 童謡には不思議な歌詞がよくあって、例えば「かごめかごめ」の「夜明けの晩に」とか「うしろの正面」とかの意味不明の歌詞など興味深い。これはまあ、合田社長さんの領域である。

 しかし、こういう意図した不気味さとは別に、歌の趣旨と歌詞がいまひとつ合わないのがある。それが「ともだち讃歌」(訳詞・阪田寛夫)で、わたしはこれを小学校の時に習ったのだが、その当時から、漠然と疑問には思った。長じるにつれて、その疑問は明確になっていき、いまではつっこみの域に達した(笑)。

 この曲の趣旨は最初の一節で明らかである。

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2009年5月 1日 (金)

ああ芝生は緑

 聞き慣れたなんでもない平凡な歌詞でも、改めて久しぶりに聴くと、雷にうたれるような衝撃で迫ってくることもあるものである。

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2008年7月23日 (水)

サッコの北千住「童謡の謎」

 「童謡の謎」シリーズコンサートは、一度観てみたいと思っていた。そもそも童謡・唱歌の類は大好きで、よくエッセイの題材にもしてきた。金田一春彦氏ではないけれど、歌詞(特にアクセント)とメロディの関係には職業上も大きな関心がある。それらの歌が、子どもの教育のなかで、どのように扱われ、歌われてきたかも、大変興味深い。
 だから、その関係の本もよく読んでいた。実は、ひまわり隊に入隊するずっと前から合田道人の童謡の謎シリーズの本も読んでいたし、その中のいくつかの歌の話を特別活動の時間などを使って学生に聴かせたりもしていた。
 まさかその著者が社長を務める事務所に大好きなサッコさんが所属することになるとは。縁を感じる。「童謡博士」の異名をとる合田社長に弟子入りして、「童謡修士」を名乗りたいくらいだ。

 でも、なかなかコンサートの方は観る機会がなかった。この前の連休に北千住で行われたコンサートに、やっと出かけることができた。しかも、今回のコンサートは、ピアニストの小原孝さんと社長さんのコラボに加え、いつもの童謡の謎コンサートの常連だけでなく、ジャンルを問わない多彩なゲストが招かれている。聴き逃す手はないのである。
 吹田のこともあるので、とりあえず早めに会場に行ってみると、隊員どなたの姿もなし。開場直前に二名の方とやっとご挨拶。もっと来られるはずなんだがな。ロビーには錚々たる方々からの花が届いている。2002104 Hanamaru
 ともかく指定された四列目中央の席に着いて待っていると、ブザーが鳴る。さあ、幕が開く。

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2007年6月 4日 (月)

羽田健太郎さんを悼む

 けっこうベテランのような気がしていましたが、やっと還暦といったところだったのですね。

 羽田さんには、一方的にお世話になりました。十数年前にNHK教育の趣味百科シリーズで放映された『服部克久のピアノでポップスを』をずっと観ていたからです。

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2006年10月 7日 (土)

懐かしい教育番組テーマ曲のCD

 NHK教育テレビで放送されていた子ども向け教育番組の主題曲を集めたCDが発売されるそうである。今までなかったのが不思議なくらいの企画である。給食の定番メニューを出す食堂があるようなもので、そういう需要はなるほどあるに違いない。以前はしょっちゅう聴いていたのに、最近聴かなくなった曲を改めて聴くと、一気にその当時に戻ることができる。
 今回のCDは『できるかな』や『はたらくおじさん』『たのしいきょうしつ』などの懐かしいラインナップである。わたしが主に観ていたのはこれら70年台の番組(いや、それらがいつまで放送されていたか、よくは知らない)である。『おーい、はに丸』や『さわやか3組』も収録されているが、これらはわたしの世代ではない。

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2006年7月29日 (土)

「蛍の光」の使い途

 再び「蛍の光」を話題にする。

 甲子園球場で、阪神タイガースの応援団が、相手チームの投手が降板する際に「蛍の光」を歌うのが通例であった。これに対して、野球評論家でタイガースの元投手江夏豊氏が、このような相手を侮辱する行為をする者は阪神ファンではなく観戦の資格もない、という主旨の痛烈な批判を新聞の連載コラムに書いた。それを受けて、応援団では、「蛍の光」合唱を、阪神の優勢の時相手投手が打ち込まれて降板する場合に限ることにした、という。これまでは阪神の劣勢時であっても、イニング途中での相手投手の降板にあたっては必ず歌っていたというし、阪神ファンのなかにもそれを苦々しく思っている人がいたようである。

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2006年7月22日 (土)

歌の力

 53年前の今日、7月22日、横浜港に一隻の船が入港した。その船、「白山丸」に乗っていたのは、フィリピンのモンテンルパ収容所に収監されていた、「戦犯」100名あまり、死刑判決を受けていた者も含まれる。そして、現地で処刑された17名の遺骨も載せられていた。埠頭では二万人を越す群衆が船を迎えた。

 そろそろ更新を再開しようか、と思って端末に向かった時、なぜかふと渡辺はま子さんの「あヽモンテンルパの夜は更けて」のメロディが頭を過った。この曲のこともいつかはきちんと調べて書きたいとは思っていたが、今すぐにと思っていたわけではない。でも何か気になるので、少し資料を繙いたところ、「白山丸」の入港が今日の日付だということを初めて知った。全く偶然だが、これを書けという啓示なのかもしれない。不思議である。これは再開しかないだろう。
 

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2006年4月 5日 (水)

「蛍の光」が照らす先

> でも、日本ローカライズ版があまりに優秀で、卒業式を代表にあちこちで使われて
> いるために「日本の民謡」だと誤認している日本人は多いと思う。
> 私がそうだったし。

この記事は、『∀∀’s daily life』中のエントリー「蛍の光はスコットランド民謡」へのトラックバックです。
http://arbitrary2.blog22.fc2.com/blog-entry-130.html

 唱歌のたぐいの訳詞には大変ウルサイ方なので、出て行かざるを得ない。

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