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2016年3月21日 (月)

「青い鳥逃げても」の不思議な力

 サッコさんの曲について、とても心うたれる話を、Facebookでサッコさんからお聞きした。わたしも大いに感動したため、自分の出演するラジオ番組でもお話しした。

 以下に、ほぼラジオでお話ししたとおり、ご紹介する。

 今月は、東日本大震災からちょうど五年ということで、TVでもそういう特集を組んだりしています。それに絡んで、ちょっと歌のエピソードをご紹介します。
 南三陸町にお住まいで、自宅で長くクリーニング屋さんを営んでこられたご夫妻がいらっしゃいます。
 五年前の地震による津波で、店から家財道具から思い出の品まで、全てを流されてしまったんだそうです。ところが、水が引いた後、店のあった場所に行ってみると、なんにもなくなったなかで、たった二つだけ、残っていたものがあったそうです。
 一つは、商売道具のアイロン。そしてもう一つが、一枚のレコードでした。ご主人はレコードを収集して聴くのが趣味で、200枚近くもレコードを持ってらっしゃいました。全部流されたなかで、なぜかたった一枚だけ、シングルレコードが残ってたんです。
 それが、わたしも大好きで応援している、伊藤咲子さん、サッコさんのレコードでした。そしてまた不思議なことに、この曲の歌詞は、逆境にあっても負けずに笑っていくぞ、という、まさに被災した人を励まして背中を押すかのような内容だったんです。
 ご夫妻は、一枚だけ手許に残ったこのレコードを、心の支えの一つにして、この五年間、歩んでこられました。そして、先々週開催された、伊藤咲子さんのディナーショーを観に来られたんですね。泥まみれだったレコードをきれいに拭いて、それを携えて、どうしてもサッコさんにこのことを伝えたかったと仰有って。
 つまり、五年の時を経て、ディナーショーにお出かけになるほどに、ようやく暮らしと心にゆとりがでてきたんでしょうね。サッコさんはその話を聴いて、涙が止まらなかったそうです。
 歌の不思議な力を感じさせられるエピソード、わたしもこれをサッコさんから伺って、いいお話だなあ、と思ったので、今日ご紹介しました。

 

 今日の二曲め、伊藤咲子さんのアイドル時代のヒット曲の一つです。
 失恋の歌なんですが、聴きようによっては、あらゆる逆境にある人を励ます歌詞にも聞こえます。何かお悩みや悲しいことを抱えていらっしゃる方、年度末に厳しい成績を貰って落ち込んでいる学生さん(笑)、新年度、新生活を控えて、不安な気持ちになっている方も、どうぞこの曲を聴いて、少しでも心を奮い立たせてください。
 では、お聴きください。伊藤咲子さんで、
「青い鳥逃げても」

 一緒に出演している学生も、しんみりと聞いていたし、リスナーの方からは、「泣かせないでよ!」とのお声をいただいた。

 こういう歌詞の曲が一枚だけのこるのは、まさに天の配剤、奇禍のなかに咲いた一輪の花、という感じがする。




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