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2016年7月18日 (月)

新冠ふるさとまつり

 あんまりライブに出かけることもないわたしが、なんでまた北海道のライブに行くのか、と自分でも思うが、とにかく日程が合ったのだから、しかたがない。
 前夜フェリーで苫小牧に入って宿泊、そこからの日高線はあいにく災害のため長期運休中なので、バスに乗って現地入りした。

 新冠(にいかっぷ)のホテルは連休中満室なので、隣町の静内(しずない)に宿をとって、一駅分をバスで通う。
 新冠に入ったのは16時30分頃。駅の脇に「レ・コード館」という施設がある。まちづくりの一環としてアナログレコードの収集・保存に取り組んでいて、100万枚近いレコードが収蔵されている。
 道の駅も併設されているので、新冠の観光の核だろう。

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 そこを見学してから、楽屋を訪ねてマネージャーさんと会う。ちょっとお願いごともあったのである。

 わたしからは、拙著にサインと謝辞を書いて、サッコさんに進呈するべく、マネージャーさんに預ける。これはいつもと逆である。
 サッコさんと会うことはできなかった。隠したり伸ばしたり埋めたりしてる最中なのか、と思ったら、発声練習の声が響いてきた。これはこれで貴重なので、しばし耳を傾ける。マネージャーさんから、色紙が二枚届いた。一枚はわたし宛で、もう一枚は闘病中の隊員へのサプライズプレゼントとしてお願いしてあったもの。のちほどお届けすることになる。

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 会場の農協駐車場に移動する。特設ステージの客席は、ステージに直角に仮設テーブルが並び、露店の物を食べる席を兼ねている。

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 天気は怪しく、ぽつぽつと雨が降ったり止んだり。歌謡ショーの時間が近づくと、人が集まりはじめる。雨足が強まると、傘の花が咲く。わたしも、傘をさしたり閉じたりしながら待った。

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 よそ者が地域の夏祭りにお邪魔するのは申し訳ないけれど、これがけっこう楽しかったりする。いかにも露店という感じのものをいろいろ買い込んできた。さすが北海道で、焼きそばにもアスパラガスが入っていたりする。

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 19時から歌謡ショーが始まった。
 最初は、地元北海道出身の新人演歌歌手、杜このみさんである。法被を揃えた親衛隊が勢ぞろいして、声援を送っている。澄んでよく伸びる声量が印象的な人で、歌も大変上手であった。ちょっと後のサッコさんと路線が重なるか、という懸念はある。
 次はものまねの亘哲兵さんである。新冠には二回めとのこと、地元の人とも気のおけない感じで交流している。差し出されたビールを一気呑みしたりしながら歌っている。

 亘さんのラスト曲になった頃、雨がきつくなり、残念ながら客席後方では早めに帰る人や、テント内に避難する人も多かった。
 そういうところにサッコさんが登場となる。
 
 撮影禁止だったので、画像はお見せできないが、オレンジ色のグラデーションが二段になったドレスで華やかにステージに飛び出してきたサッコさん、ライブのスタートである。周囲でも口ずさむ人が多い。拍手ができない客たちは、かわりに傘を振ってサッコさんを労う。
 私と言えば「ひまわり娘」だけだと思ってるでしょう、とおどけたサッコさん、他にもヒット曲はいろいろあるんですよ、ということで、メドレー。ノリがいいので一段と傘が揺れる。
 今秋は北海道を回ることになる同窓会コンサートの話というか、宣伝になる。こまどり姉妹を初めとするメイクの話は、いつもどおりおばさんたちに大ウケである。レコード会社を移籍した話から、カバー曲が続き、そのうちの一曲は「黒百合の歌」となる。
 カバーアルバム『ニッポン名曲娘』からの曲は期待していたし、わたしは「長崎の蝶々さん」を聴きたいと思ったのだが、先に杜さんが「ひばりの佐渡情話」をカバーしたこともあるし、北海道に配慮した結果の選曲でもあろう。音響の関係か、マイク泳ぎの技は見られなかったが、「黒百合の歌」の声の張り具合は、大いに会場を感嘆させた。
 三木たかし先生との縁を話して、新曲「プルメリアの涙」。これはちょっと霧雨の会場と雰囲気がよく合っていた。この頃には霧雨になって、傘を畳む人も多かったのである。
 だから、次の曲になると、空いた手をワイパーのように振る人が多くなった。学校の合唱部への呼びかけに対し、学校の先生だろうか、やりたい、と手を振って意志表示する人が見うけられた。

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 そうするうちに、閉演の時間が近づいてきた。まだ聴いてない曲があるでしょう、とサッコさんが悪戯っぽく笑って、最後の曲へいく。大いに手拍子が鳴った。
 ステージから去るサッコさん、「アンコール」などと叫び声が交錯して騒然となる会場。このアンコールは全く予定外だったようで、袖で取り急ぎ協議が行われているのが見える。サッコさんがステージに戻った。
 今度は、会場総立ち、露店の店員たちも客席に出てきて、一斉に体を揺らす。大いに盛り上がったアンコールから大拍手に送られて、サッコさんが退場した。
 
 出待ちをしたいところだが、わたしもバスの時間もあって、早々に立ち去らなければならない。楽しませてくれたサッコさんとマネージャーさん、そして新冠のみなさんに、感謝。
 静内のホテルに駆け込み、急いで着ているものを脱ぎ棄てて、風呂につかって冷えた体を温めた。それでも、サッコさんの楽しいステージで、気持ちはほっこりしている。
   さらに、風呂から上がると、サッコさんからメッセージが届いていた。直接会えなかったお詫びと、本のお礼が記されていた。英語で(笑)。

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